相対変位の計算

ラインセグメントに沿った2つのパート間の相対的な変位を計算します。本機能は、線形解析に対応しています。

  1. プロジェクトツリー解析ワークベンチを開きます。
  2. (選択情報)をクリックします。
  3. ダイアログで相対変位ボタンを選択します。
  4. 検索深度を入力します。
  5. オプション: ギャップトレランス(Open close)、ギャップトレランス(Stick slip)の破断基準を入力します。
  6. セグメントで、以下のいずれかの方法でラインセグメントを定義します。
    オプションステップ
    開始 開始ラジオボタンを選択します。

    サーフェスに対して垂直で、パートを通過する光線を放ちます。

    カスタム
    1. カスタムラジオボタンを選択します。
    2. モデリングウィンドウで、パート上の開始ポイントと終了ポイントを選択します。

    開始ポイントと終了ポイントがダイアログに入力されます。

    データム点からのスタート
    1. データム点からのスタートラジオボタンを選択します。
    2. ドロップダウンメニューでポイントセットを選択します。
    パートのギャップに沿ってラインセグメントが描かれます。ローカル座標系のX軸は、開始ポイントから終了ポイントまでのセグメントに沿っています。他の2つの軸は以下のように計算されます:
    • ローカルx軸がグローバルy軸と平行でない場合:

      Zlocal = Xlocal x Yglobal

      Ylocal = Zlocal x Xlocal

    • ローカルx軸がグローバルy軸と平行な場合:

      Xlocalが正のYglobal,に沿っている場合、YlocalはXglobalの負であり、その逆も同様です。

      Zlocal = Xlocal x Ylocal

    以下のパラメータはローカル座標系で評価されます:
    • 初期長さ、最終長さ、伸長、すべり、初期状態、最終状態(オープン/クローズ)、最終状態(固着/スリップ)
    ヒント: ラインセグメントの最終的な状態は、損傷基準に基づき、開閉、重なり、固着/スリップを表示します。