相対変位の計算
ラインセグメントに沿った2つのパート間の相対的な変位を計算します。本機能は、線形解析に対応しています。
- プロジェクトツリーで解析ワークベンチを開きます。
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(選択情報)をクリックします。
- ダイアログで相対変位ボタンを選択します。
- 検索深度を入力します。
- オプション: ギャップトレランス(Open close)、ギャップトレランス(Stick slip)の破断基準を入力します。
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セグメントで、以下のいずれかの方法でラインセグメントを定義します。
オプション ステップ 開始 開始ラジオボタンを選択します。 サーフェスに対して垂直で、パートを通過する光線を放ちます。
カスタム - カスタムラジオボタンを選択します。
- モデリングウィンドウで、パート上の開始ポイントと終了ポイントを選択します。
開始ポイントと終了ポイントがダイアログに入力されます。
データム点からのスタート - データム点からのスタートラジオボタンを選択します。
- ドロップダウンメニューでポイントセットを選択します。
パートのギャップに沿ってラインセグメントが描かれます。ローカル座標系のX軸は、開始ポイントから終了ポイントまでのセグメントに沿っています。他の2つの軸は以下のように計算されます:- ローカルx軸がグローバルy軸と平行でない場合:
Zlocal = Xlocal x Yglobal
Ylocal = Zlocal x Xlocal
- ローカルx軸がグローバルy軸と平行な場合:
Xlocalが正のYglobal,に沿っている場合、YlocalはXglobalの負であり、その逆も同様です。
Zlocal = Xlocal x Ylocal
以下のパラメータはローカル座標系で評価されます:- 初期長さ、最終長さ、伸長、すべり、初期状態、最終状態(オープン/クローズ)、最終状態(固着/スリップ)
ヒント: ラインセグメントの最終的な状態は、損傷基準に基づき、開閉、重なり、固着/スリップを表示します。