結果の線形重ね合わせの作成
複数の荷重ケースを結合して得られた結果を表示します。
ここで、
- Ri
- 各荷重ケースで得られたベクトル結果(変位、応力、ひずみなど)のベクトル。
- ci
- スケールファクター。
一般的な使用例として、運転中に変化する荷重が存在する構造があります。すべての荷重が同時にアクティブになるわけではないので、考えられる単位荷重ケースのセットを作成し、スケールファクターを変更して結合します。これにより、最悪条件となる荷重の組み合わせを求めます。
重ね合わせの原理は、1つの設計スタディの中で線形解析に適用できます。非線形解析には適用できません。SimSolidでは、線形静解析と熱解析の荷重ケースでのみ結果の重ね合わせが可能です。
- メインツールバーで、 Post studyを選択します。
- Structural superpositionまたはThermal superpositionを選択します。
- ControlキーとShiftキーを押しながら、結合する結果をダイアログで選択します。
- ボタンをクリックして解析を結合します。
-
Solveをクリックします。
ProjectツリーのPost studyブランチに、すべてを結合した結果が表示されます。
線形構造の重ね合わせは、線形構造解析でサポートされているすべてのポスト処理オプションをサポートします。熱線形重ね合わせは、熱解析でサポートされているすべてのポスト処理オプションをサポートします。