ショックアブソーバー
アセンブリ内の減衰と剛性の挙動をシミュレートするために使用されます。
ショックアブソーバーは、モデル上の2つのポイント間に適用される剛性と減衰の特性で定義されます。
- プロジェクトツリーで解析ワークベンチを開きます。
- 解析ワークベンチで、を選択します。
- タイプは、ショックアブソーバーまたは固定ショックアブソーバーのいずれかのラジオボタンを選択します。
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タイプにショックアブソーバーを設定している場合は、以下のようにします。
- 終点 1を選択し、スポットを選択します。
- 同じように終点 2に対してもスポットを選択します。
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タイプに固定ショックアブソーバーを設定している場合は、以下のようにします。
- 終点 1を選択し、スポットを選択します。
- 固定に切り替えて、グランドの座標を入力します。
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ショックアブソーバーの剛性と減衰の値を入力します。
剛性は、ショックアブソーバーのばね定数を表します(N/mm、lbf/inなど)。減衰は、ショックアブソーバーの臨界減衰係数を表します(N*s/mm、lbf*s/inなど)。
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適用をクリックします。
境界条件の有効なサブケースの下に拘束が表示されます。仮想コネクターを選択すると、結合を表すベクトルがモデリングウィンドウに表示されます。
ショックアブソーバーの境界条件は、以下の解析タイプで使用できます:
- 構造解析
- 静的構造解析において、ショックアブソーバーは線形ばねとして扱われ、2つの取り付けポイント間の相対変位に比例した力を与えます(F=kx)。減衰成分(c)は、動的な効果に対してのみ関係するため、静解析では考慮されません。
- 固有値解析
- 固有値解析では、ショックアブソーバーを使用して系の剛性および減衰をモデル化し、固有振動数やモード形状に影響を与えます。剛性(k)と減衰(c)の値は固有値問題に組み込まれ、アセンブリの動的挙動が正確に予測されます。減衰は、複素固有値解析にのみ対応しています。実行モードは自動的に複素モードとして実行されます。
- 複数荷重ケース解析
- ショックアブソーバーは複数荷重ケース解析に対応しています。複数の荷重ケースに対して、剛性を持つ(静的構造解析では減衰は考慮されません)共通のショックアブソーバーが適用されます。
重要な考慮事項
- 適切な単位の一貫性:剛性と減衰の単位がモデルの単位と一致するようにします。単位が正しくないと、エラーが発生する可能性があります。
- モデルの簡素化:ショックアブソーバーの境界条件は、複雑なアセンブリを簡素化するための強力なツールです。物理的なショックアブソーバーの内部コンポーネントをモデル化する代わりに、その挙動を2つの単純な値(kとc)で表すことができ、モデルの複雑さと計算時間が大幅に削減されます。