軸受荷重

全面または一部の回転フェイスに変動圧力荷重を適用します。

円筒、円錐、凹形トーラスなど、サポートされているフェイスタイプの例を以下に示します。
円筒 円錐 凹形トーラス その他
同じパートの複数のフェイスに荷重を適用することができます。軸受荷重は、半径方向と軸方向の力として、および選択したフェイスへのトルクとして適用できます。
半径方向力 軸力 トルク
動解析では、各荷重方向で時間 / 周波数関数カーブを参照する必要があります。
このフェイスは、図 1のような凹形状でも、図 2のような凸形状でもかまいません。


図 1.


図 2.
  1. を開きます。
  2. ワークベンチツールバーで(Bearing load)アイコンをクリックします。
  3. modeling windowで、モデル上の回転フェイスをクリックして選択します。
    選択した回転フェイス上のポイントは、荷重方向を示します。
    ヒント:

    軸受荷重が適用される軸は、グラフィックスで選択された初期フェイスに基づいて計算されます。軸の荷重が決まると、任意のタイプのフェイスを選択することできす。

  4. Loadで、半径方向荷重、軸方向荷重、およびトルク荷重の数値と単位を指定します。
  5. Radial Direction and Span欄を使用して荷重の方向を調整します。
    注: Degree欄を使用するか、基準のXYZベクトルの方向を入力することで、荷重の方向を調整することもできます。
  6. 荷重のスパン角度を指定します。
    注: 荷重の有効なスパン角度は10~180°の範囲です。
  7. Applyをクリックします。

    荷重は圧力として適用され、その大きさが荷重のスパン角度の範囲を正弦波分布で広がります。非線形構造解析で、パートに大きな変形が発生すると、軸受圧力はパートのジオメトリの変化に追従するので、軸受圧力は追従荷重であると仮定します。圧力は、パートの変形したフェイスと垂直な方向を必ず維持します。