パート1:設計スタディ 1の作成
ジオメトリのインポート
- 新しいSimSolidセッションを開きます。
-
ファイルのインポートをクリックします。
- ジオメトリファイルを開くダイアログで、Pullup bar V1.x_tを選択します。
-
開くをクリックします。
モデリングウィンドウにアセンブリが読み込まれます。自動結合ダイアログが開きます。
結合の作成
- 自動結合ダイアログで、ギャップと貫通を1に設定します。
- 結合の解像度レベルを中に設定します。
-
OKをクリックします。
注:
- SimSolidでは、ジオメトリがオーバーラップしている領域でも結合が作成されます。
- ボルト、ナット、およびワッシャーがSimSolidによって自動的に識別されます。
- 滑り接触が自動的にボルト軸に適用されます。そうでなければ、固着が適用されます。
材料の割り当て
- プロジェクトツリーでアセンブリワークベンチを開きます。
-
アセンブリワークベンチで、
材料の適用/確認 > 材料を適用を選択します。
- Generic materialsリストからSteelを選択します。
- すべてのパートに適用をクリックします。
-
閉じるをクリックします。
プロジェクトツリーのアセンブリブランチで、材料特性がパートごとに特定されます。
構造線形解析の作成
メインウィンドウのツールバーで
構造 >
構造 - 線形を選択します。


プロジェクトツリーのDesign study 1に新しい解析が表示され、解析ワークベンチが開きます。
完全拘束の作成
-
解析ワークベンチで完全拘束
をクリックします。
- ダイアログでフェイスラジオボタンが選択されていることを確認します。
-
図 1にオレンジ色で表示されている2つのフェイスをモデリングウィンドウで選択します。
図 1.
-
OKをクリックします。
新しい完全拘束 1がプロジェクトツリーに表示されます。拘束の可視化表現がモデル上に表示されます。
力荷重の作成
-
解析ワークベンチで
(力/変位)をクリックします。
- 表示されたダイアログでフェイスラジオボタンが選択されていることを確認します。
-
図 2にオレンジ色で表示されている、ハンドルの2つのフェイスをモデリングウィンドウで選択します。
図 2.
- Z方向に-750Nの力を指定します。
-
OKをクリックします。
新しい力である荷重/変位 1がプロジェクトツリーに表示されます。荷重を表すベクトルがモデル上に表示されます。
ソリューション設定の編集
- プロジェクトツリーの解析ブランチでのソリューション設定をダブルクリックします。
- ソリューション設定ダイアログの、アダプティブのドロップダウンメニューでグローバル+ローカルを選択します。
- OKをクリックします。
2番目の構造線形解析の作成
- プロジェクトツリーでStructural 1を右クリックします。
-
コンテキストメニューからコピーを選択します。
Structural 2解析がプロジェクトツリーに表示されます。
-
Structural 2の横にある
をクリックして解析ブランチを展開します。
-
ハンドルバーの荷重を編集します。
設計スタディの実行
- プロジェクトツリーで設計スタディブランチを選択します。
-
すべての解析を実行
をクリックします。
- Solver Managerで、すべての解析が選択されていることを確認します。
-
解析をクリックします。
SimSolidによって、この設計スタディのブランチにあるすべての解析が実行されます。終了すると、各解析の結果ブランチがプロジェクトツリーに表示されます。注: 解析 1の実行には11秒を要します。解析 2では、SimSolidによってモデルデータ構造が再利用されるので、解析の実行に要する時間が短くなります。
結果とブックマークの比較
- プロジェクトツリーで、Analysis 1の結果ブランチを選択します。
-
解析ワークベンチで
(結果プロット)をクリックします。
- 変位量プロットを選択します。
-
凡例ウィンドウで
(変形形状表示)をクリックします。
モデリングウィンドウが更新され、選択した結果とオプションが表示されます。 -
(ブックマークをスナップ)アイコンをクリックします。
SimSolidによって、モデリングウィンドウに現在表示されているデータが画像またはアニメーションとして保存され、そのサムネイルがブックマークブラウザに表示されます。ブックマークを選択すれば、保存したビューをいつでもモデリングウィンドウに表示できます。図 6.
- Analysis 2について、1から5の手順を繰り返します。
- ブックマークブラウザを使用して結果を切り替えます。