SS-T:4025 モーダル初期応力解析
チュートリアルレベル:中級モーダル解析に初期応力条件を適用します。
- 前提条件
- このチュートリアルで使用されている機能の一部は、 SimSolid Advanced versionでのみ利用可能です。このチュートリアルを完了するには、Advancedに切り替えてください。
- 目的
- SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します:
- 初期応力モーダルのセットアップ方法を確認します。
- 初期応力モーダル結果と非初期応力モーダル結果を比較します。
- モデルの説明
- このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
- Crankshaft_Prestressed.ssp
プロジェクトを開く
- 新しいSimSolidセッションを開始します。
-
メインウィンドウのツールバーでプロジェクトを開く
をクリックします。
- プロジェクトファイルを開くダイアログで、Crankshaft_Prestressed.sspを選択します。
- OKをクリックします。
固有値解析の作成
-
メインウィンドウのツールバーで、
固有値解析をクリックします。
- モード数ウィンドウで、モードの数を9として指定します。
-
OKをクリックします。
新しい固有値解析がプロジェクトツリーに表示されます。
完全拘束の作成
-
解析ワークベンチで完全拘束
をクリックします。
- ダイアログでフェイスラジオボタンが選択されていることを確認します。
-
モデリングウィンドウで、図 1に示すようにフェイスを選択します。
図 1.
- OKをクリックします。
ヒンジサポートの作成
-
解析ワークベンチで、
ヒンジ拘束をクリックします。
-
図 2に示すようにフェイスを選択します。
図 2.
- 適用をクリックしてから、閉じるをクリックします。
構造線形解析の作成
メインウィンドウのツールバーで
構造 >
構造 - 線形を選択します。


プロジェクトツリーのDesign study 1に新しい解析が表示され、解析ワークベンチが開きます。
解析へのサポートのコピー
- Modal 1 analysisで、完全拘束 1を右クリックして、 コピー先 > Structural 1を選択します。
- rotating hinge 1で、コピー先 > Structural 1を選択します。
回転慣性の作成
-
Structural 1 解析ワークベンチから、
慣性荷重 > 回転慣性をクリックします。
- ダイアログで、円筒を選択ラジオボタンをクリックして、Hinge 1を適用する円筒を選択します。
- 角速度については、単位をRPMに変更し、5000と入力します。
- 角加速度に、50 rad/sec^2と入力します。
- OKをクリックします。
モーダル初期応力解析の作成
- メインウィンドウのツールバーで、 アイコンをクリックします。
- モード予荷重セットアップウィンドウで、Structural 1を選択します。
-
計算するモード数に9を入力します。
新しい解析(Structural 1にリンクされたModal 2)がDesign study 1の下のプロジェクトツリーに表示され、解析ワークベンチが開きます。
解析設定の編集
- Solution settings: for Thermal 1をダブルクリックします。
- ソリューション設定ダイアログの、アダプティブのドロップダウンメニューでグローバル + ローカルを選択します。
- OKをクリックします。
- ソリューション設定を右クリックし、現在の設計スタディのすべての解析に適用するを選択して、そのスタディ内のその他すべての解析にグローバル+ローカルアダプティブを適用します。
設計スタディの実行
- プロジェクトツリーで設計スタディブランチを選択します。
-
すべての解析を実行
をクリックします。
- Solver Managerで、すべての解析が選択されていることを確認します。
-
解析をクリックします。
SimSolidによって、この設計スタディのブランチにあるすべての解析が実行されます。終了すると、各解析の結果ブランチがプロジェクトツリーに表示されます。
結果の比較
Modal 1とModal 2の結果を確認します。