SS-T:4160 応答スペクトル解析
チュートリアルレベル:上級
- 目的
- SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します:
- 基礎励振荷重が存在するビル構造の動的スペクトル解析を作成します。
- モデルの説明
- このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
- Building_structure.ssp
- Spectrum_Function.csv
プロジェクトを開く
-
メインウィンドウのツールバーでプロジェクトを開く
をクリックします。
- プロジェクトファイルを開くダイアログで、Building_structure.sspを選択します。
- OKをクリックします。
固有値解析の作成
-
メインウィンドウのツールバーで、
固有値解析をクリックします。
- モード数ウィンドウで、モードの数を20として指定します。
-
OKをクリックします。
新しい固有値解析がプロジェクトツリーに表示されます。
完全拘束の作成
-
解析ワークベンチで
完全拘束をクリックします。
- 表示されたダイアログでフェイスラジオボタンが選択されていることを確認します。
-
モデリングウィンドウで、下図でオレンジ色でハイライトされているフェイスを選択します。
図 2.
-
OKをクリックします。
新しい拘束完全拘束 1がプロジェクトツリーに表示されます。拘束の可視化表現がモデル上に表示されます。
ソリューション設定の編集
- プロジェクトツリーの解析ブランチでのソリューション設定をダブルクリックします。
- ソリューション設定ダイアログの、アダプティブのドロップダウンメニューでグローバル+ローカルを選択します。
- OKをクリックします。
解析の実行
- プロジェクトツリーで解析ワークベンチを開きます。
-
解析をクリックします。
結果の表示
- プロジェクトツリーでModal 1解析ブランチを選択します。
-
変位量を選択します。
凡例ウィンドウが開いてコンタープロットが表示されます。周波数 [Hz]ウィンドウが開いてモードが表示されます。
図 3.
応答スペクトル解析の作成
-
メインウィンドウのツールバーで
を選択します。応答スペクトル解析の設定ダイアログが開きます。
- モーダル解析結果へのリンクが有効になります。
- モーダル組み合わせタイプをABSに設定します。
- OKをクリックします。
周波数関数の作成
周波数関数は動的スペクトル荷重で参照されます。
- プロジェクトツリーでアセンブリワークベンチを開きます。
-
アセンブリワークベンチツールバーで、
周波数関数をクリックします。
- ダイアログでCSVのインポートをクリックします。
-
ファイルエクスプローラでSpectrum_Function.csvファイルを参照して開くをクリックします。
ダイアログのXYグラフに関数がプロットされます。
図 4.
荷重の定義
-
アセンブリワークベンチツールバーで、
基礎励振をクリックします。
- ダイアログで、励振タイプを加速度に設定します。
- 単位を[mm/sec^2]に設定します。
- 振幅に9800と入力します。
- 方向のXに1、Y、およびZに0と入力します。
- OKをクリックします。
解析の実行
- プロジェクトツリーで解析ワークベンチを開きます。
-
解析をクリックします。
結果の表示
- プロジェクトツリーでSpectrum dynamics 1サブケースを選択します。
-
解析ワークベンチツールバーで、 を選択します。
図 5.