SS-T:4040 複数荷重ケースワークベンチ

チュートリアルレベル：中級複数荷重ケースワークベンチの使用方法を学びます。

目的

SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します：

モデルの説明

このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。

このモデルファイル（.ssp）には以下の指定があります。

プロジェクトを開く

プロジェクトツリーで複数荷重ケース 1サブケースを選択します。
ワークベンチツールバーで > 力のインポートをクリックします。
インポートされた力ダイアログでcsvからインポートをクリックします。
ファイルエクスプローラからImportLoads.csvを選択し、開くをクリックします。
インポートした力がダイアログに表示され、モデリングウィンドウにマップされます。必要に応じ、この力の値をテーブルで編集できます。
図 2.
荷重ケースプルダウンメニューで、荷重を確認します。
OKをクリックします。
荷重ケースがプロジェクトツリーに表示されます。図 3に示すように元の.csvファイルが表示されます。荷重ケース名は.csvファイルから取得されます。
図 3.

プロジェクトツリーで、Multi-loadcases 1ワークベンチを選択します。
ワークベンチツールバーで、 > Import remote loadsを選択します。
Imported remote loadsダイアログでImport from CSVをクリックします。
ファイルエクスプローラからImportRemoteLoads.csvを選択し、Openをクリックします。
インポートしたリモート荷重がダイアログに表示され、モデリングウィンドウにマップされます。テーブルでリモート座標、力およびモーメントの成分を編集できます。必要に応じてフェイスマッピングも編集できます。
図 4.
オプション: フェイスマッピングを編集します。
1. テーブルで、間違ったフェイスマッピングを含む行を選択します。
2. 行をダブルクリックするか、Edit loadボタンをクリックします。
  Remote loadダイアログが編集モードで開きます。
  図 5.
3. ダイアログで間違っているフェイスを削除します。
4. モデリングウィンドウで正しいフェイスを選択します。
5. OKをクリックします。
  
  図 6.
Imported remote loadsダイアログでOKをクリックします。
荷重ケースがプロジェクトツリーに表示されます。荷重ケース名は.csvファイルから取得されます。
図 7.

プロジェクトツリーで複数荷重ケース 1サブケースを選択します。
ワークベンチツールバーで > 新規作成をクリックします。
新しい荷重ケースがワークベンチに表示されます。手動で作成する場合、Pressure、Force、およびRemote loadsを追加できます。
ワークベンチツールバーで > 均等圧力をクリックします。
図 8で、オレンジ色でハイライトされているフェイスを選択します。

図 8.
単位として、ドロップダウンメニューからMPaを選択します。
圧力テキストボックスに1と入力します。
OKをクリックします。

解析ワークベンチで > 変位量を選択します。
凡例ウィンドウが開いてコンタープロットが表示されます。ワークベンチ上のすべての荷重ケースが荷重ケースダイアログに一覧表示されます。
図 9.
ダイアログで、目的の荷重ケースを選択して結果を表示します。
ポイント情報を選択します。
1. ワークベンチツールバーで、（選択情報）をクリックします。
2. モデリングウィンドウで、関心のあるポイントを選択します。
3. 選択情報ダイアログで、目的の荷重ケースを選択して結果を表示します。
  
  図 10.
終了したら、閉じるをクリックします。