高度なソリューション設定

SimSolidで高度なソリューション設定のためのワークフロー上のヒント。

  1. 線形静解析の実行
    1. 応力解析の対象とする局所的な変形、カーブした薄いソリッド、パートを特定します。
  2. 特定したパートの局所的なグループを作成し、パートのスケールに基づいてこれらのグループを整理します。
    1. スケールが同程度のパートをグループ化します。
    2. 適切なsolution settings(refinement level, adapt to features, adapt to thin solids)を適用
    3. Adapt to features: 正確な応力を必要とするグループを特定するために適用します。
    4. Adapt to thin solids: カーブした薄いソリッドがあるグループに適用します。
    5. 高解像度のrefinement level: 局所的な変形を伴うパートにグループを適用し、グローバル-ローカル解析を実施します。
  3. 可能であれば、結合の解像度を高くします。
    1. 結合周囲の応力が重要か高い場合
    2. 接触の非線形な分離 / 接近。
    3. 結合によってピボット / メカニズムが発生する場合。
    4. 解析のパフォーマンスが低下するので、アセンブリ全体に高い解像度を常用しないでください。
    図 1. Connections > Add/Edit connection
  4. 収束に達するまで、適応解の数を4、5、6と多くします。
    注: アダプティブパスの数を7以上にしないでください。パスの数を多くすると、接触結合の周囲でノイズが発生する原因となります。
    図 2. Project tree > Solution settings
  5. 正確な線形解が得られた後でのみ非線形解析を実行します。