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SimSolidの一般的なワークフローの概要。

SimSolidは、SolidWorksFusion 360Onshapeの各CADシステムとの統合を実現するほか、広く使用されているCADフォーマットのファイルを直接利用できるようにしています。

  1. 以下の方法のいずれかでCADジオメトリにアクセスできます:
    CADフォーマットプロセス
    SolidWorks/Fusion 360 SolidWorksで、 SimSolidで開くボタンをクリックしてSimSolidを起動します。アクティブな設計モデルとそれに付随する材料のプロパティがインポートされます。
    Onshape
    1. メインツールバーでPDMシステムのインポート を選択します。
    2. Onshapeタブを選択します。
    3. 初めてログインするユーザーは、Onshapeログイン認証情報を設定するために、設定ボタンを選択する必要があります。
    4. Refresh Cloudボタンをクリックし、目的のCADドキュメントにアクセスして参照します。
    5. ドキュメントを選択し、Part studioまたはAssembly studioを選択してそのドキュメントをSimSolidに読み込みます。
    詳細についてはOnshapeでのモデルへのアクセスをご参照ください。
    Teamcenter
    1. メインツールバーでPDMシステムのインポート を選択します。
    2. Teamcenterタブを選択します。
    3. Teamcenter settings をクリックします。
    4. リポジトリをセットアップして接続します。
    5. SimSolidに読み込むパートまたはアセンブリを選択します。
    詳細については、Teamcenterでのモデルへのアクセスをご参照ください。
    他のCADファイル
    1. メインツールバーでファイルのインポートボタンをクリックします。
    2. ダイアログの選択フィルターでCADタイプを選択します。
    3. 開くをクリックします。
  2. アセンブリの結合とパート材料のプロパティを指定します。
    結合

    SimSolidから、近接手法を使用して結合が自動的に作成されることが通知されます。パートのギャップに対するグローバルなトレランスと貫通のトレランスを選択します。モデル全体の境界ボックスに基づいて、デフォルト値が提示されます。モデルに対するスケールを基準にすると、この提示が妥当な場合もあれば、妥当ではない場合もあります。トレランスのデフォルト値を受け入れるか調整し、OKを選択して操作を続行します。

    材料のプロパティ
    プロジェクトツリーアセンブリワークベンチを選択し、アセンブリワークベンチツールバーから材料を適用を選択します。ダイアログで材料を選択し、それをすべてのパートまたは選択したパート群に適用します。これらの操作を完了した後、OKをクリックして操作を続行します。
    注: SolidWorksOnshape、およびFusion 360の場合は、CADシステムにあるすべてのパート材料のプロパティが自動的にインポートされ、適用されます。
  3. 新しい解析スタディを作成します。
    1. 解析タイプ(構造解析、モーダル解析、動解析、熱解析)のボタンをクリックして選択します。
      新しい解析ブランチがプロジェクトツリーに表示されます。
    2. 拘束と荷重の作成: 剛体の運動を防止する拘束と荷重環境を定義する荷重。
  4. 解析を実行して結果を表示します。
    1. 解析ワークベンチのツールバーで(解析)を選択します。
      アプリケーションウィンドウ下部のステータスバーに解析の進捗が報告されます。すべての解析で独自のマルチパス適応プロセスが使用され、解の精度が管理されます。解析が完了すると、プロジェクトツリーのワークベンチに結果アイコンが表示され、(結果プロット)アイコンがアクティブになります。
    2. 結果を表示するには、(結果プロット)アイコンを選択します。