ローカル疲労解法設定の適用

アセンブリにあるパートのグループに疲労解法設定を適用します。

  1. 疲労サブケースのプロジェクトツリーソリューション設定を右クリックして編集を選択します。
  2. 新規をクリックします。
    新しいグループがグループリストに表示されます。
  3. モデリングウィンドウで、グループに属する1つまたは複数ののパート / スポット溶接を選択します。
    Tip: プロジェクトツリーからパート / スポット溶接を選択することもできます。
  4. Optional: アセンブリ内のすべてのパート / スポット溶接を除外するには、すべて除外を選択します。
  5. Optional: アセンブリにすべてのシーム溶接部を含めるには、シーム溶接をすべて含めるを選択します。
  6. 一般タブを開き、以下のオプションから選択します:
    オプション手順
    疲労法 以下の方法が用意されています:
    • 単軸
    • 多軸
    SNモデル設定
    応力組み合わせ
    以下の応力組み合わせモデルは、単軸疲労法でのみ使用できます:
    • 臨界平面応力
    • 絶対最大主応力
    • 最大主応力
    • 符号付きフォンミーゼス応力
    • 符号付き最大せん断応力
    • フォンミーゼス応力(ランダム疲労のみ)
    平均応力補正
    以下の平均応力の補正は、単軸疲労法でのみ使用できます。
    • グッドマン
    • Gerber
    • Gerber 2
    • Soderberg
    • FKM
    Tension damage model
    以下の引張損傷モデルが用意されています:
    • グッドマン
    • FKM - 平均応力感度入力が必要です
    せん断損傷モデル
    Findleyモデルは、多軸疲労法でのせん断損傷モデルでのみ使用できます。Findley定数とせん断疲労強度係数が必要です。
    ENモデル設定
    応力組み合わせ
    以下の応力の組み合わせは、単軸疲労法でのみ使用できます。
    • 臨界平面応力
    • 絶対最大主応力
    • 最大主応力
    • 符号付きフォンミーゼス応力
    • 符号付き最大せん断応力
    引張損傷モデル
    以下の引張損傷モデルが用意されています:
    • Smith-Watson-Topper
    • Morrow
    せん断損傷モデル
    以下のせん断損傷モデルは、多軸疲労法でのみ使用できます:
    • Fatemi-Socie
    • Brown-Miller
    ランダム疲労モデルの設定
    損傷モデル
    以下の損傷モデルが用意されています:
    • Derlik
    • Lalanne
    • Narrow
    • Steinberg 3-band
    確率密度関数の調整パラメータ
    以下のパラメータが利用できます:
    • 応力範囲上限係数/応力範囲上限 (MPa)
    • Bin数/応力範囲幅
    耐久限界の影響因子
    1. 表面状態を選択します。

      オプションとして、研磨、研削、機械、熱間圧延、鍛造が用意されています。

    2. 表面処理を選択します。

      オプションとして、窒化、ショットピーニング、冷間圧延が用意されています。

    3. 疲労強度低減因子を選択します。
    平面数 臨界平面応力の数を入力します。
  7. スポット溶接タブに移動し、以下のオプションから選択します:
    オプション手順
    モデル方法 以下の方法が用意されています:
    • Rupp
    • 修正Rupp
    平均応力補正 FKMモデルを使用できます。

    平均応力感度の入力が必要です。

    板厚補正 厚み効果の考慮。

    厚み基準と厚み基準指数の入力が必要です。

    厚み効果を考慮するための基準厚みを定義するために、TREFが使用されます。シェルの厚み(T)が指定された値(TREF)より大きい場合、板厚補正を適用すると、応力( σ i j MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeq4Wdm3aaS baaSqaaiaadMgacaWGQbaabeaaaaa@39C3@ )を増やすことによって厚み効果が算入されます:

    σ ij = σ ij ( T TREF ) TREF _ N

    デフォルトの厚さ基準=25mm

    デフォルトの基準指数 = 0.2

    耐久限界の影響因子 耐久確実性。

    SN曲線のばらつきに基づいて値を入力します。

    デフォルト = 0.5

    角度数 シートとナゲットについて調べるために角度数を指定します。

    デフォルト = 20

  8. シーム溶接タブを開き、以下のオプションから選択します:
    オプション手順
    モデル方法 Volvo疲労解析法を使用できます。

    この方法は、溶接止端部にある特定のデータ点で応力線形化アプローチを使用して曲げ応力と膜応力を計算します。

    データ点の数は、溶接長さによって決定されます。損傷は、これらの点の間で線形に補間されます。

    応力組み合わせ オプションとして、
    • Normal
    • 臨界平面応力
    • 絶対最大主応力
    平均応力補正 FKMモデルを使用できます。

    平均応力感度の入力が必要です。

    曲げ比のしきい値 曲げ率のしきい値を指定します。

    計算された曲げ率がしきい値を上回っている場合は、膜応力-寿命SN曲線と曲げ応力-寿命SN曲線の間で補間されたSN曲線が使用されます。計算された値がしきい値を下回っていた場合は、シーム溶接膜応力-寿命SN曲線が使用されます。

    デフォルト = 0.5

    最大溶接深さ 最大溶接深さを指定します。

    指定された値は、溶接止端部から結合されたパートの厚みを介した応力線形化が実行される最大深さを設定します。

    デフォルト = 5mm

    板厚補正 厚み効果の考慮。

    厚み基準と厚み基準指数の入力が必要です。

    厚み効果を考慮するための基準厚みを定義するために、TREFが使用されます。シェルの厚み(T)が指定された値(TREF)より大きい場合、板厚補正を適用すると、応力( σ i j MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaeq4Wdm3aaS baaSqaaiaadMgacaWGQbaabeaaaaa@39C3@ )を増やすことによって厚み効果が算入されます:

    σ ij = σ ij ( T TREF ) TREF _ N

    デフォルトの厚さ基準=25mm

    デフォルトの基準指数 = 0.2

    耐久限界の影響因子 耐久確実性。

    SN曲線のばらつきに基づいて値を入力します。

    デフォルト = 0.5

  9. Optional: 疲労寿命の逆計算を有効にするには、安全係数の評価チェックボックスを選択します。