SS-T: 4085 きしみがたつきの解析

SimSolid、きしみとがたつきの解析を作成し、モデルに沿ったさまざまなポイントでの状態を確認する方法を学習します。

目的
作成
モデルの説明
このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
  • Plates.ssp


図 1.
このモデルファイル(.ssp)には以下の指定があります。
  • 材料は鋼に設定されている。
  • モデル解析と非定常動解析が作成されている。

プロジェクトを開く

  1. 新しいSimSolidセッションを開始します。
  2. メインウィンドウのツールバーで、Open Project をクリックします。
  3. Open project fileダイアログで、Plates.sspを選択します。
  4. OKをクリックします。

モデルの確認

  1. Projectツリーで、Transient Dynamics1解析を展開します。
  2. Loads&Constraintsブランチを展開し、荷重を確認します。
    図 2.
  3. (Results plot)をクリックし、Displacement Magnitudeを選択します。
  4. Playをクリックして変位アニメーションを表示します。

きしみがたつきの解析の作成

  1. メインウィンドウのツールバーで、Dynamics > Squeak and Rattleを選択します。
    Projectツリーに新しい解析が表示されます。
  2. ポップアップウィンドウで、きしみがたつきの解析をとリンクさせる非定常解析を選択します。
  3. open-closestick-slipのギャップトレランスをゼロに設定します。

サンプリングポイントの作成

  1. Analysisワークベンチツールバーで(Add/Edit part connections)をクリックします。
  2. ダイアログで、Group connectタブに切り替えます。
  3. モデリングウィンドウで、下図においてハイライトされているパートを選択します。


    図 3.
  4. ギャップトレランスを6mmに、解像度レベルをNormalに設定します。
  5. Findをクリックします。
  6. 検出されたサンプリングポイントを確認します。
  7. OKをクリックします。

解析の実行

  1. ProjectツリーAnalysisワークベンチを開きます。
  2. (Solve)をクリックします。

応答の確認

  1. Analysisワークベンチツールバーで、(Response)をクリックします。
  2. ダイアログで、サンプリングポイントを選択し、応答タイプをFinal statusに設定すると、選択したサンプリングポイントセット内の各ポイントの最終状態を確認することができます。
  3. 応答をMinimal gapに切り替えると、適用された励振による最小の法線方向ギャップが表示されます。
  4. グラフィックス内のポイントを1つ選択すると、相対距離の経時変化プロットが表示されます。