SS-T:3055 太陽荷重による構造定常熱解析
チュートリアルレベル:中級
- 目的
- SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します:
- 定常熱解析に太陽熱荷重を適用する方法を学びます。
- モデルの説明
- このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
- Solar_load.ssp
プロジェクトを開く
- 新しいSimSolidセッションを開始します。
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メインウィンドウのツールバーでプロジェクトを開く
をクリックします。
- プロジェクトファイルを開くダイアログで、Solar_load.sspを選択します。
- OKをクリックします。
温度拘束の作成
- 解析ワークベンチで温度をクリックします。
- ダイアログでフェイスラジオボタンが選択されていることを確認します。
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モデリングウィンドウで、図 2にオレンジ色でハイライトされている5つのフェイスを選択します。
図 2.
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温度に23℃と入力します。
注: この場合の環境温度は23℃になります。
太陽荷重境界条件の作成
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解析ワークベンチで太陽荷重をクリックします。
太陽荷重ダイアログが開きます。
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太陽光方向のY軸に-1を入力します。
モデリングウィンドウでは、太陽光線の方向は、三角形の方向矢印で示されています。
図 3.
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吸収係数に、1を入力します。
値0.01は太陽フラックスの最小値、1は太陽フラックスの最大値を表します。太陽フラックスは、指定された日射方向に沿ってモデリングウィンドウ内のモデル全体に適用されます。最大太陽フラックス(吸収係数を1とした場合)は1412.11W/m2。
解析の実行
- プロジェクトツリーで解析ワークベンチを開きます。
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解析をクリックします。
結果の表示
- プロジェクトツリーで、Thermal steady-state 1の結果ブランチを選択します。
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解析ワークベンチで
(結果プロット)をクリックします。
- 温度プロットを選択します。
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温度コンターが見やすくなるように、凡例設定を調整し、最小値を23℃最大値を500℃に設定します。
図 4.