SS-T:5070 リモートポイントを使ったポスト処理

チュートリアルレベル：初級

目的
SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します：
  • 静的および動的な荷重ケースのリモートポイントを使用した結果のクエリ方法について説明します。
モデルの説明
このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
  • bike_chassis.ssp
図 1.


このファイルには以下の指定があります。
  • 材料は鋼に設定されている。
  • 線形静的サブケースと動的サブケースをリモート荷重で解きます。

プロジェクトを開く

  1. 新しいSimSolidセッションを開始します。
  2. メインウィンドウのツールバーでプロジェクトを開く をクリックします。
  3. プロジェクトファイルを開くダイアログで、bike_chassis.sspを選択します。
  4. OKをクリックします。

モデルの確認

  1. プロジェクトツリーでサブケースをを展開します。
  2. 荷重と拘束ブランチを展開し、荷重を確認します。
  3. サブケースの結果を選択します。
  4. 解析ワークベンチで （結果プロット） > 変位 > 変位 Yを選択します。
  5. 凡例ウィンドウで、出力座標系の設定をクリックし、ドロップダウンから座標系 1を選択します。
    モデリングウィンドウのコンターが更新されます。
    図 2.


リモート荷重に沿った変位の評価（静的サブケース）

  1. プロジェクトツリーでStructural 1サブケースを選択します。
  2. 解析ワークベンチで、（選択情報）をクリックします。
  3. 選択情報ダイアログで、応答情報タブを開き、荷重を選択ラジオボタンを選択します。
  4. Remote Load 1を選択します。
  5. 座標系をグローバル座標系から座標系 1に変更します。
    リモート荷重の方向と大きさ、X、Y、Z軸に沿った変位が計算され、ダイアログ内に表示されます。
    図 3.


リモート荷重に沿った変位の評価（動的サブケース）

  1. プロジェクトツリーでFrequency dynamics 1, linked to Modal 1 サブケースを選択します。
  2. 解析ワークベンチで、（選択情報）をクリックします。
  3. 選択情報ダイアログで、応答情報タブを開き、荷重を選択ラジオボタンを選択します。
  4. Remote Load 1を選択します。
  5. 応答タイプに、リモートポイント変位 Yを選択します。
  6. 座標系をグローバル座標系から座標系 1に変更します。
  7. 評価をクリックして応答プロットを表示します。
    図 4.


  8. PCHに保存 > 選択対象を保存を選択します。
応答はPUNCHファイルに書き込まれます。