SS-T:5000 データム点

チュートリアルレベル:初級SimSolid解析でデータム点をインポート、使用します。

目的
SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します:
  • データム点をインポートし、それらをSimSolidによるポスト処理で使用する方法を学びます。
モデルの説明
このチュートリアルには以下のファイルが必要です。
  • DatumPoints.ssp
  • DatumPoints_Set1.csv
  • DatumPoints_Set2.csv
1.


DatumPoints.sspファイルには、構造サブケース、モーダルサブケース、および動的サブケースが解法済みとなっているモデルが収められています。

プロジェクトを開く

  1. 新しいSimSolidセッションを開始します。
  2. メインウィンドウのツールバーでプロジェクトを開く をクリックします。
  3. プロジェクトファイルを開くダイアログで、DatumPoints.sspを選択します。
  4. OKをクリックします。

データム点のインポート

  1. プロジェクトツリーアセンブリワークベンチを開きます。
  2. アセンブリワークベンチ > データム点のインポートをクリックします。
  3. データム点ダイアログでcsvからインポートをクリックします。
  4. ファイルエクスプローラでDatumPoints_Set1.csvを選択し、開くをクリックします。
    インポートした点がデータム点ダイアログに一覧表示されます。
    2.


  5. 座標が[mm]に設定されていることを確認します。
  6. OKをクリックします。
  7. ステップ2から6までを繰り返し、DatumPoints_Set2.csvを読み込みます。
    インポートした両方の点セットがプロジェクトツリーのデータム点に一覧表示されます。

静的サブケースでのデータム点の使用

  1. 変位コンターをプロットします。
    1. プロジェクトツリーStructural 1をクリックします。
    2. 解析ワークベンチで、 > 変位量をクリックします。
    凡例が開いて、変位量コンタープロットが表示されます。
  2. 解析ワークベンチをクリックします。
  3. 選択情報ダイアログで、データム点セットラジオボタンを選択します。
  4. ドロップダウンメニューで、表示する点セットを選択します。
    選択したセットの点がダイアログに表示されます。各点を順番に選択して、その点に関する情報を表示します。各点のプロットされたコンターの値がモデリングウィンドウに表示されます。
    3.


  5. オプション: ダイアログで、CSVに保存をクリックして、セット内のすべての点に関する情報を.csvファイルとして保存します。

動的サブケースでのデータム点の使用

  1. 変位コンターをプロットします。
    1. プロジェクトツリーDynamics frequency 1をクリックします。
    2. 解析ワークベンチ > 変位量をクリックします。
  2. 解析ワークベンチをクリックします。
  3. 選択情報ダイアログで、データム点セットラジオボタンを選択します。
  4. ドロップダウンメニューで、表示する点セットを選択します。
    選択したセットの点がダイアログに表示されます。各点を順番に選択して、その点に関する情報を表示します。各点のプロットされたコンターの値がモデリングウィンドウに表示されます。
    4.


  5. オプション: 同時に複数のプロットを表示するには、各プロットを別ウィンドウで表示チェックボックスを選択します。