2022.3

2022.3

直交異方性材料のプロパティの定義

直交異方性の材料特性を工学定数で定義します。

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例

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直交異方性材料は、その材料特性において、相互に垂直な3つの対称面を持ちます。直交性線形弾性材料の応力-歪み関係は、以下のようになります。(1)
$\underline{\underline{ε}} = \underline{\underline{S}} \underline{\underline{σ}}$
ここで、コンプライアンス行列 $\underline{\underline{S}}$ は、次式で与えられる、

図 3.
コンプライアンス行列は対称であり、正定値（非ゼロ値ごとに実数）でなければならなりません。これは、Sylvester基準から、行列の主小行列式はすべて正であることを意味します。

図 4.
したがって：

図 5.
上記の一連の条件は、次のことを意味します、

図 6.

上記の条件を満たさない場合は、エラーとなります。

図 7.
熱解析に必要な場合は、熱膨張係数（X、Y、Zに沿った）、熱プロパティを与えます。