材料データベースの編集

材料特性定義を作成して編集します。

デフォルトのデータベースの場所はC:\users\<username>\AppData\Roaming\Simsolid\SIMSOLID-Material-DB.ssm.です。これは、任意の書き込み可能なディレクトリパスに変更できます。SimSolidのアプリケーションディレクトリは一般的に読み取り専用なので、そこには材料ファイルを置かないでください。

  1. メニューバーで、設定材料データベースをクリックします。
  2. 材料フォームの表示を材料データベースに設定します。
  3. 以下の手順を使用して材料とグループを作成します。
    プロセス
    材料のグループを追加します。
    1. グループ追加ボタンをクリックします。
    2. 材料ツリーで新しいグループを右クリックします。
    3. コンテキストメニューで、材料の追加、グループ名の変更、材料の削除などができます。
    個々の材料を追加します。
    1. 材料ツリーでグループをクリックします。
    2. 材料を追加ボタンをクリックします。
    3. 新しい材料の仕様を入力します。
    4. 適用をクリックします。
    CSVから材料特性定義をインポートします。
    1. CSVのインポートボタンをクリックします。
    2. 目的のCSVファイルを参照します。
    3. 開くをクリックします。
  4. CSVのインポートボタンを使用して、外部のCSVファイルから複数の材料特性を一括で読み込むことができます。このファイルの適切なフォーマットの詳細については材料のプロパティを一括読み込みするためのCSVフォーマットをご参照ください。
  5. 保存をクリックします。

メモ

単位
材料データの追加では、特に単位のラベルに注意し、単位に適したスケールで値を入力します。単位としてSI系またはIPS系を使用できますが、混乱を避けるために、SI単位系で値を入力することをおすすめします。
弾性係数
材料の応力ひずみカーブが定義されている場合は、カーブ上の最初の2つの点を使用して弾性係数が自動的に計算されます。
UTS式によるSN/EN曲線の予測
UTSによる予測を使用してSN曲線を定義する場合は、次の各式とデフォルト値が使用されます:
  • S1=2.1315*UTS
  • B1=-0.125
  • NC1=1.0E+6
  • SE=0
UTSによる予測を使用してEN曲線を定義する場合は、次の各式とデフォルト値が使用されます:
  • Sf=1.5*UTS
  • b=-0.087
  • c=-0.58
  • Ef=1.357-125*UTS/E
  • Np=0.15
  • Kp=1.65*UTS
  • Nc=2.0E+8
  • SEp=0
  • SEe=0
材料の表示ダイアログの確認で、応力-ひずみ曲線、応力-寿命曲線、またはひずみ-寿命曲線をXYプロットで表示できます。
解析結果
シミュレーションに影響する材料特性を変更すると、SimSolidのスマートな材料データベースによって解析結果が検証されます。たとえば、材料の疲労特性を追加または編集すると、その材料を使用している疲労解析はすべて無効になりますが、構造解析は有効な状態が維持されます。