SS-T: 2020 スポット溶接
SimSolidでスポット溶接を作成します。
- 目的
- SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します:
- CSVファイルまたはライン上のスポットを使用してスポット溶接を作成します。
- 単独のスポットを作成します。
- スポットを表示、編集、非表示化、および削除します。
- スポット溶接を使用した解析を解き、スポット溶接力を確認します。
- モデルの説明
- このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
- 3_plates.x_b
- Spots.csv
- Spots.ssp
ジオメトリのインポート
- 新しいSimSolidセッションを開きます。
- Import from file をクリックします。
- Open geometry filesダイアログで、3_plates.x_bを選択します。
-
Openを選択します。
モデリングウィンドウにアセンブリが読み込まれます。
- Automatic connectionsダイアログが開きます。Cancelをクリックして閉じます。
CSVからの溶接のインポート
-
Connectionsワークベンチツールバーで(Create spot or laser welds)アイコンをクリックします。
- Import welds from CSVラジオボタンを選択します。
- ImportボタンをクリックしてSpots.csvファイルを参照します。
-
Openを選択します。
図 2 にファイルの内容が表示されます。ヒント: 3つ以上のパートを結合する必要がある場合は、“connected part 3”列に英数字を入力します。インポートした溶接がダイアログに一覧表示されます。スポット直径のトレランスに収まらない位置にスポットのXYZ値がある場合は、溶接が失敗します。失敗した溶接は赤色で一覧表示されます。
- 失敗した溶接を選択してDeleteをクリックします。
- オプション: をクリックして、失敗した溶接が含まれていない新しいCSVファイルを保存します。
- オプション: ボタンとボタン(Zoom in/out)を使用して溶接を確認します。
- Spot diameterに10.000と入力します。
- OKをクリックします。
ライン上のスポット溶接の作成
- Connectionsワークベンチツールバーで、をクリックします。
- Spots on lineタブに切り替えます。
- モデリングウィンドウで、描画するライン両端の2点を選択します。
-
上下の矢印を使用してNumber of
spotsを定義します。
- スポット直径を5.000まで大きくします。
- OKをクリックします。
単独のスポット溶接の作成
-
Connectionsワークベンチツールバーで(Create spot or laser welds)アイコンをクリックします。
- Stand alone spotsタブに切り替えます。
- Number of sheetsは、Twoを選択します。
-
図 7に表示されたパートをクリックして、目的の位置にスポットを作成します。
- スポット直径を5.000に変更します。
- OKをクリックします。
スポット溶接の編集
- Projectツリーで、Spot weld 1を右クリックし、コンテキストメニューからEdit connectionを選択します。
-
直径を5.000に変更します。
- 複数のスポット溶接を編集するには、Projectツリーでそれらの溶接を選択します。
プロジェクトを開く
- 新しいSimSolidセッションを開始します。
- メインウィンドウのツールバーで、Open Project をクリックします。
- Open project fileダイアログで、Spots.sspを選択します。
- OKをクリックします。
スポット溶接力の確認
- ProjectツリーでStructural 1を選択します。
- をクリックします。
-
作成したモデルとスポット溶接を確認します。
-
スポット溶接力を確認します。
- をクリックして、必要なスポット溶接力をCSVファイルに保存します。