SS-T: 2090 ケーブル

SimSolidでケーブルを作成します。

目的
SimSolidは、簡略化されていない形状を使用したパートとアセンブリに対して機能するメッシュレス構造解析を実行しますが、ジオメトリの不完全性に寛容で、数秒から数分で実行を完了します。このチュートリアルでは次の操作を実行します:
  • ケーブルの作成とケーブル短縮の適用
モデルの説明
このチュートリアルには以下のモデルファイルが必要です。
  • cables.ssp

プロジェクトを開く

  1. 新しいSimSolidセッションを開始します。
  2. メインウィンドウのツールバーで、Open Project をクリックします。
  3. Open project fileダイアログで、cables.sspを選択します。
  4. OKをクリックします。

ポイントスポットの作成

  1. Projectツリーで、Assemblyワークベンチをクリックします。
  2. Assemblyワークベンチツールバーで、 Create spotをクリックします。
  3. ダイアログのRectangleタブで、ABの寸法を[0,0]に設定します。
  4. モデリングウィンドウで、いずれかのアーム上のフェイスを選択します。
  5. 図 1に示すように、X、Y、およびZ座標を設定します。
    1.


  6. OKをクリックします。
  7. ステップ1から6を繰り返し、以下の図に示すように他の3つのアームのポイントスポットを作成します。
    2.


    3.


    4.


固定ケーブルの作成

  1. Projectツリーで、Connectionsワークベンチをクリックします
  2. Connectionsワークベンチツールバーで、 > Cable/rodをクリックします。
  3. タイプをGround cableに設定します。
    注:
    • 固定ケーブルは、ポイントスポットと固定位置の間に作られます。
    • ケーブルは2つの異なるポイントスポットの間に作られます。
  4. End 1のラジオボタンをクリックし、 図 5に示すアームの1つのポイントスポットを選択します。.
    5.


  5. Groundのラジオボタンをクリックし、固定位置を[0,0,10]に設定します。
  6. 剛性については、Rigidにチェックを入れてください。
  7. OKをクリックします。
  8. ステップ1から7を繰り返し、他の3つのアームのポイントスポットとケーブルを図 6に示すように作成し ます。
    6.


ケーブル締め付けの作成

  1. Projectツリーで、Structural 1 analysis branchをクリックしてAnalysisワークベンチを開きます。
  2. Analysisワークベンチツールバーで、Cable tightening/Rod preload をクリックします。
  3. ダイアログで、Projectツリーから4つのケーブルすべてを選択します。
  4. Cable relative shorteningラジオボタンをクリックします。
  5. 2と入力します。
  6. OKをクリックします。

解析の実行

  1. ProjectツリーAnalysisワークベンチを開きます。
  2. Solveをクリックします。
SimSolidによって、Design study 1の解析が実行されます。終了すると、各解析のResultsブランチがProjectツリーに表示されます。

結果の表示

  1. Analysisワークベンチツールバーで、Results plot をクリックします。
  2. メニューでDisplacement Magnitudeを選択します。
    Legendウィンドウが開いてコンタープロットが表示されます。Resultsウィンドウが表示されます。さまざまなゾーンのプロットを確認できます。

ケーブル反力の表示

  1. Analysisワークベンチで、Cable/rod reactions をクリックします。
  2. ケーブルを選択して、引張および短縮情報を表示します。