固有値解析
固有値解析では、モデルに発生する振動の周波数と各周波数に対応する固有モードを評価します。
固有モードには弾性体モードと剛体モードがあります。
最初に発生する固有周波数は、モデルの基本周波数ともいいます。モードは昇順で一覧表示されるため、すべての剛体モードに続く最初のモードが基本周波数です。
剛体モードは、モデルまたはその一部のモーションで、ひずみを誘発しないものです。これは、拘束されていないモデルまたは拘束下にあるモデルの特性です。周波数ゼロまたはゼロに近い周波数によって剛体モードであることが示されます。拘束されていないモデルには、6つの剛体モードがあります。剛体モードは自動的に検出されます。
モード数の値は、SimSolidで検出されるモードの合計数(剛体モードと弾性体モードの合計)を示しています。Frequency span – upper limitオプションは、指定された上限までの周波数を検索し、一覧表示します。