荷重ケースとチャンネルマップのインポート

荷重ケースとチャンネルとのマッピングファイルをインポートして、そのファイルで定義されているすべてのチャンネルをインポートし、該当のイベントを作成します。

荷重ケースとチャンネルが自動的にマッピングされてイベントが作成されます。

  1. Project Treeで、Fatigue SN/EN Time Workbenchを開きます。
  2. ワークベンチツールバーで、(Import loadcase-channel map)をクリックします。
  3. Map toで、次の中から選択します。
    • チャンネルを構造線形荷重ケースにマッピングする場合は、ドロップダウンからStructural linearを選択します。
    • チャンネルをマッピングする複数荷重ケース解析を選択します。
  4. Set pathをクリックして、RSPファイルまたはRPCファイルが含まれるように荷重履歴ファイルディレクトリへのパスを設定します。
  5. Import from CSVをクリックして、目的の荷重ケースとチャンネルとのマッピングファイルに移動します。
  6. OKをクリックします。

荷重ケースのインポート - チャンネルマップファイルフォーマット

荷重ケース-チャンネルマップファイルをインポートするためのCSVファイルフォーマット

CSVファイルフォーマットのフィールド

CSVファイルは、1つのヘッダー行と1つ以上のデータ行で構成されています。データ値は次のとおりです。
  • Event name - 英数字。イベントの名称。
  • Repeats – 数値。イベントの繰り返し数。
  • Gate range(オプション) - 数値。最大ゲート範囲の相対的な割合。基準値は、最大範囲にゲート範囲を乗じたもので、時系列の小さな障害やノイズをゲートで除去するために使用されます。
  • Filename - RSP/RPCのファイル名。それ以外のファイル形式には対応していません。
  • Channel sets - 荷重ケース - チャンネルマップのセット。
    • 空の場合は、マップが次のChannel列とLoadcase列に基づきます。すべてが空の場合は、マップがチャンネルと荷重ケースの順番に基づきます。1つ目のロードケースは1つ目のチャンネルに、2つ目のロードケースは2つ目のチャンネルに、というように最後のロードケース/チャンネルまでマッピングされます。
    • チャンネルセットに入力があった場合、マッピングはユーザーの入力に基づいて行われます。例えば、入力が2-4;6の場合。最初の3つの荷重ケースがチャンネル2~4にマッピングされ、4つ目の荷重ケースが6つ目のチャンネルにマッピングされていることを意味しています。
残りの列を使用して、個々のチャンネルと荷重ケースをマッピングすることができます。このマッピングを使用するには、Channel sets列を空にするか、削除する必要があります。
  • Channel - 次の列内の荷重ケースにマッピングするRSP/RPCファイルからのチャンネルの名前。
  • Loadcase - 前の列からチャンネルをマッピングするためのSimSolid構造解析内の荷重ケースの名前。
  • Channel scale - 個別にマッピングされたチャンネルのスケール。
  • Channel offset - 個別にマッピングされたチャンネルのオフセット。

CSVファイルの例

Event name, Repeats, Gate range, Filename, Channel sets, Channel, Loadcase, Channel scale, Channel offset
Event 1,12000,0, 1st_event.rsp, ,Channel_1,Structural 1,1,0
Event 1,,, , ,Channel_2,Structural 2,2,0
Event 1,, , , ,Channel_3,Structural 1,3,1
Event 3,8000,0, 12th_event.rsp,2-4;6,,,,