気体ボディの作成

特に複層ガラス(IGU)などの用途において、限られた空間内で特定の圧力の気体ボディを定義およびシミュレートできます。

  1. プロジェクトツリーでアセンブリワークベンチを開きます。
  2. アセンブリワークベンチツールバーで液体/気体ボディの作成 > 気体
  3. モデリングウィンドウで、気体の境界を定義するパートのフェイスを慎重に選択します。
    注: 気体ボディはフェイスにのみ適用できます。
    重要: 正確にシミュレーションを行うため、気体ボディに選択されるフェイスは、互いに向かい合う2つの異なるパートから構成される必要があります。この機能は、主に、複層ガラス(IGU)などの狭い隙間における特定の圧力の気体をシミュレートすることを目的としています。
  4. オプション: 必要に応じて、接線面の追加チェックボックスを選択します。これにより、最初に選択したフェイスに接するすべてのフェイスが自動的に選択されます。これは連続する気体境界を素早く定義するのに便利です。
  5. 圧力単位ドロップダウンメニューで気体圧力の単位を指定します。
  6. 圧力で、気体の初期圧力の値を入力します。
  7. OKをクリックします。
主な考慮事項と技術的詳細
  • 想定されるユースケース:気体ボディ機能の主な用途は、複層ガラスのガラス板の間に閉じ込められた気体のモデル化です。この場合、選択するフェイスは、閉じられた、またはほぼ閉じられた空洞を形成する2つの異なるコンポーネントの向かい合う面である必要があります。
  • ボイルの法則の遵守:SimSolidで作られた気体ボディは、ボイルの法則に則します。この基本的な気体の法則は、一定温度に保たれた一定量の理想気体では、圧力と体積は反比例することを示しています。

    数学的には、次のように表されます:

    P 1 V 1 = P 2 V 2

    ここで、

    P1およびV1
    初期圧力および初期体積
    P2およびV2
    最終圧力および最終体積
    • 意味:気体を囲む構造コンポーネントが変形すると、気体の体積が変化し、SimSolidはボイルの法則に従って自動的に気体ボディ内の圧力を調整します。これにより、圧力と体積の連成効果のシミュレーションが可能です。
  • 剛性の寄与:液体ボディと同様に、気体ボディは系全体の剛性に寄与します。この剛性は、気体がそれを取り囲むサーフェスに及ぼす圧力によって生じ、その体積の変化に伴って変化します。
  • 内部コンポーネントの除外:気体内にその主な境界を定義しない、または体積変化に寄与しない内部コンポーネントがある場合、そのフェイスを気体ボディとして選択しないでください。気体ボディは、それを囲む主要なサーフェスの間に閉じ込められた気体を表す必要があります。

コメント

  1. この機能は、IGU(Insulated Glass Unit)内の一定圧力の気体をシミュレートするために使用されるため、気体ボディに選択されるフェイスは、互いに向かい合う2つの異なるパートから構成される必要があります。
  2. SimSolidで作られた気体ボディは、ボイルの法則に則します。