リモート荷重のインポート
外部のカンマ区切り値(.csv)ファイルに記述されたリモート力またはリモートモーメントを使用して荷重ケースを適用 / 作成します。
- ProjectツリーでAnalysisワークベンチを開きます。
-
解析のタイプに応じて、以下を選択します:
- 構造解析の場合、 の順に選択します。
- 複数荷重ケース解析の場合、 の順に選択します。
- ダイアログでImport from CSVボタンをクリックします。
- ファイルエクスプローラで目的のCSVファイルを参照します。
- Openをクリックします。
-
.csvファイル内に複数の荷重ケースが存在する場合は、ダイアログのドロップダウンメニューで、適用する荷重ケースを選択します。
注: 複数荷重ケースの場合は、.csvファイルで複数の荷重ケースが指定されていると、インポート時に複数の荷重ケースが自動的に作成されます。
- オプション:
必要に応じて荷重を編集します。
- Imported remote loadsで、座標、力、およびモーメントの単位を指定します。
-
警告メッセージを確認し、必要に応じて修正してください。以下の場合、警告メッセージが表示されます。
- マッピングの失敗 - サブケース内で同じフェイスに複数の荷重がかかる場合。
- サブケースに複数の座標系が割り当てられている場合。
- csvで指定された座標系がプロジェクトに存在しない場合。
- オプション:
インポートしたリモート荷重から行を削除します。
- ダイアログで削除する行を1つ以上選択し行の削除オプションからDelete selectedをクリックします。
- インポートされた中に無効なリモート荷重がある場合、それらは赤くハイライトされます。これらの無効な荷重は、行の削除オプションからDelete invalidを選択することで、一度に削除することができます(複数ある場合)。
- OKをクリックします。
- OKをクリックします。
CSVファイルフォーマット
インポートするリモート荷重のCSVファイルフォーマット。
CSVファイルフォーマットのフィールド
CSVファイルは、1つのヘッダー行と1つ以上のデータ行で構成されています。データ値は次のとおりです。
- X、Y、およびZ – 数値。リモート荷重の空間的位置。
- Fx、Fy、およびFz - 数値。力のX、Y、Zの各方向成分の値。
- Mx、My、およびMz - 数値。モーメントのX、Y、Zの各方向成分の値。
- Load case -(オプション)文字列値。複数の荷重ケースが存在する場合にのみ必要。
- X1、Y1、および Z1 – (オプション)数値。マッピングする1つ目のフェイス上の1つの点の空間的位置。特定のフェイスにマッピングする場合にのみ必要。
- T1 – (オプション)Yes/No。どのエントリも‘No’として扱われません。X1、Y1、Z1を使用してマッピングされたフェイスに接するフェイスを追加するための接触オプションを有効にします。
- Xn、Yn、および Zn – (オプション)数値。マッピングするn番目の特定のフェイス上の点の空間的位置。特定のフェイスにマッピングする場合にのみ必要。
- Tn – (オプション)Yes/No。どのエントリも‘No’として扱われません。Xn、Yn、Znを使用してマッピングされたフェイスに接するフェイスを追加するための接触オプションを有効にします。注: SimSolidでは、 リモート荷重のマッピングは10の特定のフェイスにマッピングできます。nは、特定のフェースの数に応じて1から10までの数値が入ります。
- 座標系 - (オプション)。座標系名。荷重に使用する座標系の名前。列フィールドが空の場合、または列がない場合には、荷重にはグローバル座標系が使用されます。注: 空間位置座標はグローバル座標系のままです。
CSVファイルの例
X,Y,Z,Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mz, X1,Y1,Z1,T1,X2,Y2,Z2,T2,,,,,Xn,Yn,Zn,Tn ,Load case,Coordinate System
50,50,50,100,0,0,0,0,0,10,20,20,Yes,70,70,70,No,,,,,20,20,30,Yes,load_1,LCA1
50,10,50,0,100,0,0,0,0,,,,,,,,,load_2,LCA2