スポット溶接の作成
接触面上の円形領域で2つのパートを結合します。
単独スポット溶接の作成、ライン上での連続したスポット溶接の作成、CSVファイルからのスポット作成が可能です。
インポートされたスポット溶接のCSVファイルフォーマット
Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなどのスプレッドシートプログラムを使用して.csvファイルを作成できます。このファイルは、ヘッダー行およびスポット溶接ごとに1行のデータ行で構成する必要があります。ヘッダー行には任意の数のフィールドを記述できますが、読み取られる項目は以下のみです。
CSVファイルフォーマットのフィールド
- “X_Pos”、“Y_Pos”、“Z_Pos” - スポット溶接位置のX、Y、Zの各座標
- “Connected Part 3”(オプション) - SimSolidでは、上記のXYZ座標に最も近い2つのパート間にデフォルトでスポット溶接が作成されます。3T溶接が必要な場合は、このフィールドに英数字値を配置します。これにより、指定の座標に最も近い3つのパート間に2つの溶接が作成されます。
- “Connected Part 4”(オプション) - SimSolidでは、上記のXYZ座標に最も近い2つのパート間にデフォルトでスポット溶接が作成されます。4T溶接が必要な場合は、このフィールドに英数字値を配置します。これにより、指定の座標に最も近い4つのパート間に3つの溶接が作成されます。
1 | X_Pos | Y_Pos | Z_Pos | Connected Part 3 | Connected Part 4 |
---|---|---|---|---|---|
2 | -12 | 20.7 | 0.905 | ||
3 | -4.6 | 14.4 | 0.6 | 3T | |
4 | -26 | 8.4 | 0.4 | 4T |
特定のパート間でのスポット溶接作成のためのフォーマット
- “X_Pos”、“Y_Pos”、“Z_Pos” – スポット溶接位置のX、Y、Zの各座標。
- “Connected Part 1”、“Connected Part 2” (2T溶接用) – 結合するパートの名前を指定します。
- “Connected Part 3” (3T溶接用、オプション) – スポット溶接で結合する3つ目のパートの名前を指定します。
- “Connected Part 4” (4T溶接用、オプション) – スポット溶接で結合する4つ目のパートの名前を指定します。
以下の例で、2、3、および4行目により、最も近いパート間に4T、3T、および2Tスポット溶接が作成されます。
1 | X_Pos | Y_Pos | Z_Pos | Connected Part 1 | Connected Part 2 | Connected Part 3 | Connected Part 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | -12 | 20.7 | 0.905 | Part 4 | Part 3 | Part 2 | Part 1 |
3 | -4.6 | 14.4 | 0.6 | Part 3 | Part 2 | Part 1 | |
4 | -26 | 8.4 | 0.4 | Part 2 | Part 1 |