スポット溶接の作成
接触面上の円形領域で2つのパートを結合します。
単独スポット溶接の作成、ライン上への連続したスポット溶接の作成、CSVファイルからのスポット作成が可能です。
- Projectツリーで、Connectionsワークベンチをクリックします
- Connectionsワークベンチツールバーで、 をクリックします。
- スポット径を定義します。
-
以下のタブのいずれかを選択してください:
スポット溶接タイプ Steps Stand alone spot - Stand alone spotsタブを選択します。
- シート数を選択します。
- モデリングウィンドウで、スポット溶接の中心用の点をパートサーフェス上で選択します。
選択されたシート数に基づき、単一または複数のスポット溶接が検出されます。
- X、Y、Zの各欄でスポットの座標を指定します。
Spots on line - Spots on lineタブを選択します。
- Number of spotsで、上 / 下矢印を使用して数値を選択します。
- モデリングウィンドウで、スポットのラインを配置する点を選択します。
Import - Importタブを選択します。
- Importボタンをクリックして目的のファイルを参照します。
- Openをクリックします。
- OKをクリックします。注: 溶接は、スポット溶接直径のトレランスの範囲内でのみ見つかります。つまり、5mmの溶接の場合、XYZの値はパートサーフェスから5mm以内でなければなりません。ヒント: 2T、3T、4Tのスポット溶接を異なる色で表示できます。Projectツリーでスポット溶接を右クリックしShow Allをクリックします。2Tスポット溶接は赤、3Tはシアン、4Tはピンクでハイライトされます。
インポートされたスポット溶接のCSVファイルフォーマット
Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなどのスプレッドシートプログラムを使用して.csvファイルを作成できます。このファイルは、ヘッダー行およびスポット溶接ごとに1行のデータ行で構成する必要があります。ヘッダー行には任意の数のフィールドを記述できますが、読み取られる項目は以下のみです。
CSVファイルフォーマットのフィールド
- “X_Pos”、“Y_Pos”、“Z_Pos” – スポット溶接位置のX、Y、Zの各座標
- “Connected Part 3”(オプション) - SimSolidでは、上記のXYZ座標に最も近い2つのパート間にデフォルトでスポット溶接が作成されます。3T溶接が必要な場合は、このフィールドに英数字値を配置します。これにより、指定の座標に最も近い3つのパート間に2つの溶接が作成されます。
- “Connected Part 4”(オプション) - SimSolidでは、上記のXYZ座標に最も近い2つのパート間にデフォルトでスポット溶接が作成されます。4T溶接が必要な場合は、このフィールドに英数字値を配置します。これにより、指定の座標に最も近い4つのパート間に3つの溶接が作成されます。
下の例では、2行目、3行目、4行目で、最も近いパートの間に2T、3T、4Tの溶接部を作っています。
1 | X_Pos | Y_Pos | Z_Pos | Connected Part 3 | Connected Part 4 |
---|---|---|---|---|---|
2 | -12 | 20.7 | 0.905 | ||
3 | -4.6 | 14.4 | 0.6 | 3T | |
4 | -26 | 8.4 | 0.4 | 4T |
特定パート間のスポット溶接を作成するためのフォーマット
- "X_Pos"、"Y_Pos"、"Z_Pos" – スポット溶接位置のX、Y、Zの各座標。
- "Connected part 1", "Connected part 2" - for 2T welds - 結合するパート名を指定します。
- "Connected Part 3" - for 3T welds(オプション) - スポット溶接で接続する3番目のパート名を指定します。
- "Connected part 4" - for 4T welds(オプション) - スポット溶接で接続する4番目のパート名を指定します。
下の例では、2行目、3行目、4行目で、指定されたパートの間に4T、3T、2Tのスポット溶接部を作っています。
4T溶接の場合、以下の順序で3つの溶接部を作成します:Connected part 1 – connected part 2、connected part 2 – connected part 3、および connected part 3 - connected part 4。3T溶接の場合、以下の順序で2つの溶接部を作成します:Connected part 1 – connected part 2 and connected part 2 – connected part 3。SimSolidが指定されたペア間の溶接が検出できない場合、4Tおよび3T溶接の作成に失敗します。
1 | X_Pos | Y_Pos | Z_Pos | Connected Part 1 | Connected Part 2 | Connected Part 3 | Connected Part 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | -12 | 20.7 | 0.905 | Part 4 | Part 3 | Part 2 | Part 1 |
3 | -4.6 | 14.4 | 0.6 | Part 3 | Part 2 | Part 1 | |
4 | -26 | 8.4 | 0.4 | Part 2 | Part 1 |