スポット溶接の作成

接触面上の円形領域で2つのパートを結合します。

単独スポット溶接の作成、ライン上での連続したスポット溶接の作成、CSVファイルからのスポット作成が可能です。

  1. Project TreeでConnectionsブランチをクリックします。Project Treeで、Connectionsブランチをクリックします。
  2. Connections workbenchツールバーで、 > Create spot weldsをクリックします。
  3. スポット直径を定義します。
  4. 以下のいずれかのタブを選択します:
    スポット溶接タイプ Steps
    Stand alone spot
    1. Stand alone spotsタブを選択します。
    2. シート数を選択します。
    3. modeling windowで、スポット溶接の中心用の点をパートサーフェス上で選択します。

      選択したシート数に基づいて、単一または複数のスポット溶接が検出されます。

    4. X、Y、Zの各欄でスポットの座標を指定します。
    Spots on line
    1. Spots on lineタブを選択します。
    2. Number of spotsで、上 / 下矢印を使用して数値を選択します。
    3. modeling windowで、スポットのラインを配置する点を選択します。
    Import
    1. Importタブを選択します。
    2. Importボタンをクリックして目的のファイルを参照します。
    3. をクリックします。Apply to all partsをクリックします。Openをクリックします。
  5. OKをクリックします。
    Note: 溶接は、スポット溶接直径のトレランスの範囲内でのみ見つかります。つまり、5mmの溶接の場合、XYZの値はパートサーフェスから5mm以内でなければなりません。

インポートされたスポット溶接のCSVファイルフォーマット

Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなどのスプレッドシートプログラムを使用して.csvファイルを作成できます。このファイルは、ヘッダー行およびスポット溶接ごとに1行のデータ行で構成する必要があります。ヘッダー行には任意の数のフィールドを記述できますが、読み取られる項目は以下のみです。

CSVファイルフォーマットのフィールド

  • “X_Pos”、“Y_Pos”、“Z_Pos” - スポット溶接位置のX、Y、Zの各座標
  • “Connected Part 3”(オプション) - SimSolidでは、上記のXYZ座標に最も近い2つのパート間にデフォルトでスポット溶接が作成されます。3T溶接が必要な場合は、このフィールドに英数字値を配置します。これにより、指定の座標に最も近い3つのパート間に2つの溶接が作成されます。
  • “Connected Part 4”(オプション) - SimSolidでは、上記のXYZ座標に最も近い2つのパート間にデフォルトでスポット溶接が作成されます。4T溶接が必要な場合は、このフィールドに英数字値を配置します。これにより、指定の座標に最も近い4つのパート間に3つの溶接が作成されます。
以下の例で、2、3、および4行目により、最も近いパート間に2T、3T、および4T溶接が作成されます。
1 X_Pos Y_Pos Z_Pos Connected Part 3 Connected Part 4
2 -12 20.7 0.905    
3 -4.6 14.4 0.6 3T  
4 -26 8.4 0.4   4T

特定のパート間でのスポット溶接作成のためのフォーマット

  • “X_Pos”、“Y_Pos”、“Z_Pos” – スポット溶接位置のX、Y、Zの各座標。
  • “Connected Part 1”、“Connected Part 2” (2T溶接用) – 結合するパートの名前を指定します。
  • “Connected Part 3” (3T溶接用、オプション) – スポット溶接で結合する3つ目のパートの名前を指定します。
  • “Connected Part 4” (4T溶接用、オプション) – スポット溶接で結合する4つ目のパートの名前を指定します。

以下の例で、2、3、および4行目により、最も近いパート間に4T、3T、および2Tスポット溶接が作成されます。

4T溶接の場合、3つの溶接は次の順序で作成されます:結合パート1 – 結合パート2、結合パート2 – 結合パート3、結合パート3 - 結合パート4。3T溶接の場合、2つの溶接は次の順序で作成されます:結合パート1 – 結合パート2、結合パート2 – 結合パート3。SimSolidが指定されたペア間の溶接を検出できない場合、4Tおよび3T溶接の作成は失敗します。
1 X_Pos Y_Pos Z_Pos Connected Part 1 Connected Part 2 Connected Part 3 Connected Part 4
2 -12 20.7 0.905 Part 4 Part 3 Part 2 Part 1
3 -4.6 14.4 0.6 Part 3 Part 2 Part 1  
4 -26 8.4 0.4 Part 2 Part 1