Modelicaライブラリ

Modelicaの標準ライブラリは、以下のような関数パレットで構成されています。User Guide、Electrical、Magnetic、Mechanics、Thermal、およびSl Units。

Modelicaのライブラリを追加でインポートすることで、標準ライブラリを拡張することができます。

Modelicaライブラリのインポート

Twin Activateモデルで使用するModelicaブロックをインポートします。

Modelicaライブラリは、www.modelica.orgなどのソースから取得できます。Twin Activateでは、ファイル > ライブラリ > Modelicaライブラリのインポートの順で選択するオプションを使用して、ModelicaライブラリからTwin Activateライブラリを作成できます。Twin Activateでは、Modelicaライブラリのコンポーネントをインポートし、Twin Activateブロックとしてパレットに表示します。デモモデルは、Twin Activateモデルとしてインポートされ、Demoブラウザに表示されます。ModelicaとTwin Activateではセマンティクスが異なるので、インポートしたブロックをテストし、必要に応じて編集したうえで使用する必要があります。
重要:

インポートしたライブラリは、MSL 4.0.0に準拠している必要があります。また、ライブラリは、標準のModelicaフォルダ構造を持ち、<package>.moをファイル形式とする有効なModelicaパッケージであることが必要です。

  1. 目的のModelicaライブラリをローカルシステムに保存します。
  2. メニューバーでFile > ライブラリ > Modelicaライブラリのインポートを選択します。
    または、File > ライブラリ > マネージャーを選択して、Modelicaライブラリから新規ライブラリを作成オプションを選択します。
  3. 表示されたLibrary Creatorダイアログで、インポートするライブラリのパスをModelicaライブラリパスに入力します。ライブラリの保存先とするパスをActivateライブラリパスに入力してOKをクリックします。
    選択したModelicaライブラリがTwin Activateライブラリとデモモデルに変換され、指定したディレクトリに保存されます。インポートしたライブラリはPaletteブラウザから使用でき、アンインストールするまではそれ以降のセッションでも使用可能な状態が維持されます。デモモデルはDemoブラウザから利用できます。
    重要: インポートしたライブラリには、ブロック定義に記述された固有IDが設定されています。モデルを共有する際は、そのモデルで参照しているすべてのインポート済みライブラリも共有する必要があります。