最終レンダリング

イメージ解像度を指定し、レンダリングエンジンを選択します。

1. リボンで、レンダリングタブをクリックします。
2. レンダリングツールをクリックします。
   
   
   レンダリングオプションダイアログボックスが表示されます。
   
   
3. パラメーターを編集します。

   名前	機能
   ノイズ除去器	最終的にレンダリングしたイメージのノイズ/粒の量を減らします。 赤い矢印で示されているように、自動車の底面の周りにノイズや粒があります。 ノイズ除去をかけた後、ノイズ/粒が取り除かれています。
   ノイズ除去器の開始パス	ノイズ除去を開始するパス数を指定します。
   トレース深度	光線の最大往復数を指定します（拡散、反射など）。 精密に表示するにはこの値を大きくします。また、レンダリング時間を短くするにはこの値を小さくします。
   最大サンプル数	各ピクセルが計算される最大回数を制御し、さらに精度を高めます。サンプルを追加するたびにノイズや粒状性が改善されていきます。滑らかで美しいレンダリングにするには大きい値を使用します。
   ノイズ除去器共有メモリ（AMD）	ノイズ除去器を有効にして、アプリケーションとデータを共有するためにGPUの共有メモリを使用します。このオプションは、CPUメモリでのデータ転送を避けるため、パフォーマンスを向上させます。

シーン全体またはシーン内の選択されたオブジェクトをレンダリングして、1つのイメージファイルを作成します。最終的に気に入ったレンダリングイメージを生成したら、それを.jpg、.tiff、.png、または.bmpとして保存します。

1. レンダリングタブで、レンダリングツールを選択します。
   
   
   レンダリングオプションウィンドウが表示されます。
   
   
2. まだの場合は、レンダリング設定を定義します。詳細については、レンダリング設定の指定をご覧ください。
3. シーン全体または選択したオブジェクトをレンダリングします。

   動作	操作
   カレントビューをレンダリングする	Ctrl+Rキーを押します。 レンダリングタブで、レンダリングツールをクリックします。レンダリングオプションウィンドウで、レンダリングボタンをクリックします。
   選択オブジェクトをレンダリングする	レンダリングするオブジェクトを選択します。 Iキーを押して、選択したオブジェクトを隔離表示します。選択したオブジェクトのみの表示にすると、選択したオブジェクトが拡大表示され、他のすべてのオブジェクトが一時的に非表示になります。 レンダリングタブで、レンダリングツールをクリックします。 選択したオブジェクトの隔離表示を解除するには、もう一度Iキーを押します。

   レンダリングウィンドウが表示されます。進捗状況は左下に表示されます。レンダリングを開始、一時停止、再開するには、右上のレンダリングの開始/一時停止/再開 をクリックします。
   
   
4. 最終的に気に入ったレンダリングイメージを生成したら、次の操作で保存できます：
   1. レンダリングウィンドウの右上で、保存 をクリックします。
   2. イメージの保存ウィンドウで、目的のフォルダに移動します。
   3. ファイル名を入力します。
   4. 次のフォーマットから選択します。
      • .jpg
      • .tiff
      • .png
      • .bmp
   5. 保存をクリックします。