重量計測

重量計測ツールを使用して、元のモデルの重量分布や一連のポイントサポート上で最適化した形状の重量分布を推定します。

重量計測ツールは、質量、サポートごとの重量、重心、設計領域面積を計算します。

最適化したパートの質量は、プリファレンスダイアログでMass Calculationをオンにすると表示できます。すべてのパートと形状選択の質量がモデルブラウザに表示されます。

  1. ホームツールの寸法ツールグループで、重量計測ツールをクリックします。


    ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。
  2. 重量測定ブラウザ荷重ケースを選択します。
    注: 選択した荷重ケースにある荷重とサポートのみが、計算で考慮されます。
  3. 重力の方向を定義します。
  4. 次のオプションから選択します。
    • 境界ボックスの表示モデリングウィンドウにモデルの境界ボックスを表示します。
    • 重心の表示モデリングウィンドウに重心を表示します。
  5. 計算 をクリックします。
    結果が表示されます。


注:
  • モデルに適用されるポイント荷重によっても、サポートに対する反力が増加します。
  • 各サポートでの重量を計算するには、パートの合計質量を重力で乗算してから、すべてのポイント荷重または分散荷重を加算します。分散したサポートと荷重は、それらの作用点でのみ作用するものとして扱われます。これらのサポートと荷重は、面やエッジに適用される場合でも、分散としては扱われません。分散荷重と分散サポートが荷重ケースに存在する場合、重量計算では出力に警告メッセージが追加されて、それらの分散荷重と分散サポートがポイント荷重およびポイントサポートとして扱われたことがユーザーに通知されます。この計算では、トルクと圧力は完全に無視されます。この点に注意を促すために、重量測定ブラウザの下部に警告メッセージが表示されます。
  • アクティベート / 非アクティベートツールを使用して非アクティベートしたパートは、すべて計算から除外されます。
  • パートが非表示でも、アクティブであれば、そのパートは計算の対象となります。
  • プロパティエディターで質量プロパティ:上書きを使用して異なる質量が入力されている場合、それは重量測定の計算には影響しますが、構造解析の計算には影響しません。