面
流体シミュレーションの熱境界条件を設定します。
-
流体リボンで、面ツールを選択します。
ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。 - ガイドバーで、固体または流体の熱境界条件の作成を選択します。
- 環境温度と環境HTCの値を入力します。
- 流出口でも流入口でもないサーフェスを選択します。
-
マイクロダイアログで、境界条件を選択します。
面タイプ 境界条件 ソリッド - 温度
- 対流
- 熱流束
流体 - 温度
- 対流
- 熱流束
- 断熱
- スリップウォール
- 選択した境界条件に基づいて、以下の関連するステップを実行します。
温度
選択したサーフェスの温度を指定し、そのサーフェスに接する流体の温度を変更します。
- 固定温度を指定する、1つまたは複数のサーフェスを選択します。
-
マイクロダイアログで、温度を入力します。
同じ温度が選択したすべてのフサーフェスに適用されます。
対流
熱伝達率と選択したサーフェスの環境温度を定義して、そのサーフェスに接したときの流体の温度を変更します。
- 対流熱流束を指定する、1つまたは複数のサーフェスを選択します。
- マイクロダイアログで、固体サーフェスと環境流体間のHTC(熱伝達率)を入力します。
- 固体サーフェスに接する流体の環境温度を入力します。
熱流束
選択したサーフェスに単位面積当たり単位時間当たりのエネルギーの流れを加え、流体がそのサーフェスに接触したときの温度を変化させます。
- 熱流束を加える、1つまたは複数のサーフェスを選択します。
- マイクロダイアログで、熱流束を入力します。
断熱
断熱表面を定義します。
- 断熱熱条件を加えるサーフェスを選択します。
- チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
スリップウォール
流体がサーフェスに沿ってスリップするように、スリップウォールの条件を有効にします。
- スリップウォールの条件を追加する流体面またはサーフェスを選択します。
- マイクロダイアログで、スリップウォールを有効にします。
環境温度
シミュレーションに参加する外側に面するすべての個体面に適用されます。モデル内の固体表面を取り巻く空気の温度を環境温度といいます。
マイクロダイアログで、環境温度に値を入力します。
環境温度境界条件は、モデルを取り囲む空気に適用されます。
環境熱伝達率
シミュレーションに参加する外側に面するすべての個体面に適用されます。環境熱伝達率の値によって、固体と周囲の空気との間の熱伝達量が決まります。
マイクロダイアログで、環境熱伝達率に値を入力します。
環境熱伝達率の境界条件で、固体と周囲の空気の間の熱伝達量が制限されます。