プリファレンス: Inspire Render

表示、単位、トレランス、スナップのプリファレンスを指定します。

一般

プリファレンス 説明
一般 自動保存:デフォルトでは、現在の画面が5分ごとに自動的に保存されます。これを変更するには、自動保存間隔(分)を指定します。現在のモデルファイルに名前を付けて保存していない場合、自動保存ファイルは生成されません。

Undoバッファ:ソフトウェアにクラッシュが発生したときに未保存のモデルを回復するうえで効果的な自動リカバリフィーチャーをオンにします。

更新 更新プログラムの自動確認::更新プログラムを毎週隔週毎月、または自動確認しないで自動確認します。
マウス タブレット用に最適化:タブレットコンピュータの環境に最適化したインターフェースになります。
その他 セーフ保存:保存のたびに、Inspire Renderから確認を求められます。保存によってモデルを誤って変更しないようにする場合に有効にします。

DELETEダイアログの表示:オブジェクトを選択して削除する際、スマート削除または削除のどちらで削除するかを確認するダイアログウィンドウが開きます。スマート削除は、ソースオブジェクトを復元し、モデルを最後の操作の実行前の状態に戻します。最後に実行した操作によってモデルブラウザで灰色表示になっているオブジェクトがアクティブになり、編集可能になります。それに対して削除操作では、選択したオブジェクトがコンストラクションツリーから完全に削除され、以前の状態に戻すことができなくなります。オブジェクトを削除するたびにオブジェクトの削除ダイアログが表示されないようにするには、このオプションを非選択にします。

半透明ダイアログ:このオプションを選択解除すると、コントロール パネルとマイクロダイアログの透過性が無効になります。
注: この設定を変更した場合は、アプリケーションを再起動して変更を適用します。
ビュー 直交ビューグリッド:チェックボックスをオフにすると、直行モデリングビューにおけるグリッドが表示されなくなります。

3Dビューグリッド:チェックボックスをオフにすると、パースペクティブモデリングビューにおけるグリッドが表示されなくなります。

カーブの矢印:デフォルトでは、各カーブの始点に矢印が表示されます。チェックボックスをオフにすると、このフィーチャーがオフになります。

プリハイライト:デフォルトでは、マウスカーソルを置いたオブジェクトがプリハイライトされます。チェックボックスをオフにすると、プリハイライトがオフになります。
注: PolyNURBSの編集モードにおいて、すべてのグラフィックハンドルにアクセスするには、プリハイライトをオンにします。

モデリングツールで編集するときの自動透明化:モデリングツールでオブジェクトを編集しているときに、その他のオブジェクトを透明にするには、このオプションを選択します。

アダプティブデグラデーション 最小フレーム数/秒:カメラ移動時の1秒あたりの最小フレーム数を指定できます。モデルが非常に複雑でレートが指定レベル以下に下がる可能性がある場合、モデルは簡略化されて再描画されます。これはワイヤフレームおよび境界ボックスを含みます。値を0に設定すると無効になります。
OpenGL グラフィックスを表示する方法を制御します。アンチエイリアスワイドラインから選択します。

マウスコントロール

プリファレンス 説明
プリセット このオプションでは、左右のマウスボタンに割り当てられる移動、表示、および回転のコントロールを、他のアプリケーションで使用されるものと同じになるように設定します。

Inspireのプリセットマウスコントロールは編集可能です。プリセット値を復元するには、プリファレンスウインドウの左下隅にある初期値に戻すをクリックします。

ホイールでズームイン 次に進む:選択して、上方ホイールアクションをズームインに設定します。

戻る:選択して、下方ホイールアクションをズームインに設定します。

ボタン マウスボタンの機能を指定します。
Ctrl、Shift、Alt マウスの使用時にCtrlキー、Shiftキー、またはAltキーを押しながら行う操作内容を指定します。

カラー

プリファレンス 説明
テーマを読み込む カラーテンプレートファイルを選択して読み込みます。
テーマを保存 ユーザーインターフェース要素に指定した変更を保存します。
テーマを復元 デフォルトのユーザーインターフェース要素を復元します。
ユーザーインターフェース要素、形状、モデリングツールハンドル、スケッチ、対称、グリッド、ブラウザ 各種ユーザーインターフェース要素およびモデル内のオブジェクトに割り当てられたデフォルトの色を変更します。
グローバル背景の上書き 特定のユーザーインターフェース要素に選択した色でグローバル背景を上書きします。オプションによっては、このオプションは自動的に選択され、灰色表示になります。
直ちに適用 デフォルトでは、ユーザーインターフェース色設定に加えた変更は自動的に適用されます。チェックボックスをオフにすると、変更を適用せずにその変更を保存できます。これは、代替カラーテンプレートの設定時に役立ちます。

単位

プリファレンス 説明
長さ 長さに使用する単位を指定します。
質量 質量に使用する単位を指定します。
面積 面積に使用する単位を指定します。
体積 体積に使用する単位を指定します。
密度 密度に使用する単位を指定します。
慣性モーメント 慣性モーメントに使用する単位を指定します。
曲率 曲率に使用する単位を指定します。
デフォルトとして保存 デフォルトとして保存ボタンをクリックすると、トレランスフィールドに入力した値がデフォルト設定として保存されます。

トレランス

プリファレンス 説明
モデリング 3次元空間で2つのカーブまたはサーフェスがギャップなしで接していると見なすうえで、それらの間に許容される最大距離を定義します。これは、トリム、交差、ブレンド、ラウンドなど、完全にスムーズで連続した結果を生成できないモデリングツールを使用する場合に重要です。トレランスを小さくするほどモデルの精度が高くなりますが、計算時間が長くなります。
鋭いカーブや切断が生じないように2つのカーブまたはサーフェス間の許容最大角度を指定します。トレランスを小さくするほどモデルの精度が高くなりますが、計算時間が長くなります。
曲率 カーブおよびその形状を近似するのに使用する弦間の許容最大偏差を指定します。トレランスを小さくするほどモデルの精度が高くなりますが、計算時間が長くなります。
デフォルトとして保存 デフォルトとして保存ボタンをクリックすると、トレランスフィールドに入力した値がデフォルト設定として保存されます。

スナップ

プリファレンス 説明
グリッド Inspire Render 順に間隔が大きくなる4種類のグリッドを備えています。グリッドは、ポイントやオブジェクトの正確な配置や整列に使用する補助線です。レンダリングしたイメージにグリッドは表示されません。
次を設定できます。
  • xy、およびzの各方向のグリッドラインの間隔。
  • グリッドの表示状態:ポイント交差連続
  • グリッドの色。
角度 回転をスナップがアクティブなときにオブジェクトが回転する増分を指定します。
スケール(%) スケールをスナップがアクティブなときにオブジェクトがスケールする増分を指定します。