コンストラクションツリー

モデルブラウザは、オブジェクトのコンストラクション履歴をツリーで表示します。実際のツリーと同様、親ノード、ルートノードはツリーの一番下にあり、子ノードはブランチのように一番上にあります。

たとえば、次のイメージで、モデリングビュー(モデルブラウザの上部ウィンドウ)でトリム#1を選択すると、ツリー(モデルブラウザの一番下のウィンドウ)にオブジェクトのコンストラクション履歴が表示されます。ツリーには、ハイライト表示された2つのオブジェクト、サークル#1とシェリング#1がグレー表示されます。これら2つは、トリムのソースオブジェクト、親オブジェクトです。トリムは子オブジェクトです。


次の図は、オブジェクトのコンストラクションの線形フローを示します。ダイアグラムは、モデルブラウザのビューではなく、単なるイラストであることに注意してください。


ツリーとダイアグラムからわかるように、カットアウトなど、最終オブジェクト(トリム)のコンストラクションは、キューブオブジェクトから始まりました。キューブが変更され、ラウンドオブジェクトとして保存されました。したがって、キューブはラウンドオブジェクトのソースオブジェクトであり、親でもあります。

ラウンド操作を実行すると、モデルブラウザのツリーで次の2つのことが行われます。
  1. ソースまたは親オブジェクト(この場合は、キューブ)は非表示になり、グレー表示されます。
  2. キューブのコピーがオンザフライで作成され、ラウンドの入力として使用されます。
    モデリングビューでラウンドを選択すると、ツリーではラウンドは黄色でハイライト表示されてキューブはグレー表示されるため、キューブはラウンドの親/ソースオブジェクトであることが示されます。