設計変数

設計変数は、特定の解析の性能に影響を与える幾何学的変数の変化です。幾何学的変数には、スケッチ寸法、長さ、角度、プッシュ/プルなどがあります。幾何学的制約は、定義された変数の最小値と最大値です。これらの制約は設計変数タブで指定され、変数の値は探索の範囲内で変化します。

設計変数の管理

変数マネージャーで他の変数にリンクされている場合を除き、変数マネージャーのすべての変数は自動的に設計変数マネージャーに追加されます。設計変数マネージャーでは、初期値、調査する変数範囲の最小値と最大値、モード（連続または離散）を設定できます。

  1. 設計探索リボンで、設計変数ツールを選択します。
    ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。
    これで、設計探索ワークフローの設計変数ステップに入りました。

  2. 次を実行できます。
    動作 操作
    すべてのアクティブ変数の設計変数範囲チェックを開く 最小/最大の確認ボタンをクリックします。

    次に、各行のチェックボタンをクリックして、最小と最大の組み合わせが有効なモデルになることを確認します。
    変数の名前を変更する 該当する名前フィールドを選択し、新しい名前を入力します。
    変数をアクティベート/非アクティベートする アクティブ列で、対応するフィールドをクリックして変数をオン/オフします。
    変数の値を編集する 該当する値フィールドを選択し、新しい値を入力します。または、その他のオプションについては、 をクリックします。

    • 連続変数では、以下の値を編集できます。



      • 初期値：変数のデフォルト値。最適化探索の初期値としても機能します。
      • 下限：調査する変数範囲の最小値。
      • 上限：調査する変数範囲の最大値。
      • 値幅の設定：連続変数の初期値の上下の比率または値の差に基づいて、最小値と最大値の間の範囲を設定します。デフォルトでは、範囲は初期値の+/- 10%です。
      離散変数の場合、以下の値を編集できます。

      • 初期値：変数のデフォルト値。最適化探索の初期値としても機能します。
      • 下限：調査する変数範囲の最小値。
      • 上限：調査する変数範囲の最大値。
      • ステップの設定：ポイント数またはステップサイズに基づいて最小値と最大値の間のステップ数を設定します。
    調査する変数範囲の最小値と最大値を定義する 関連する最小または最大フィールドを選択し、調査する変数範囲の最小値または最大値を入力します。
    変数モードを変更する 関連するモードフィールドで、連続変数または離散変数から選択します。
    変数をプレビューする プレビュースライダーを左右にドラッグして変更を可視化します。