圧力
圧力とは、選択されたフェイス上のすべてのポイントに作用する、単位面積あたりの荷重として定義される分布荷重のことです。荷重アイコンの圧力の適用ツールを使用して、垂直または接線方向の圧力を適用できます。

一般的に圧力は、フェイスを押す気体または液体から生じ、ソリッド上で内側または外側のいずれかに向けて作用します。フェイス全体に単一の均一な方向に作用する分布荷重を適用するには、圧力ではなく荷重を使用します。


圧力を適用する
圧力ツールを選択し、フェイスをクリックして値を入力します。
-
構造リボンで、荷重アイコンの圧力ツールを選択します。
ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。 -
目的のフェイスをクリックします。
- 円形スポットで集中圧力を作成するには、Shiftキーを押しながらクリックします。
- 同じパートの複数のフィーチャーに圧力を適用するには、Ctrlキーを押しながらクリックします。
-
マイクロダイアログのテキストフィールドに圧力の大きさを入力し、Enterキーを押します。
ヒント: 設計探索スタディ用の変数を作成または割り当てるには、f(x)を使用します。 -
圧力の向きを反転するには、
アイコンをクリックします。
-
マイクロダイアログのオプションを使用し、次のいずれかの方法で圧力のアラインメントを変更できます。
- X、Y、Zボタンを使用して、X、Y、Z軸に圧力を揃えます。再度クリックすると、方向が逆になります。
- マイクロダイアログのツール移動を使用します。
- チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
ヒント:
- 圧力は作成されると、自動的に現在の荷重ケースに割り当てられます。
- わかっている情報が荷重の値のみである場合は、荷重を圧力として適用することもできます。単に圧力を作成して、値を荷重単位で入力します。
- プロパティエディターを使用し、圧力の名前、値、方向、表示状態を変更します。
マイクロダイアログオプション
圧力をダブルクリックして編集モードに入ると、圧力マイクロダイアログが開きます。
![]() |
圧力の方向を変更します。 |
![]() |
圧力の大きさを入力します。圧力の値は、単位面積あたりの力で指定します。 |
f(x) | 圧力変数を作成または割り当てます。 |
![]() |
ツール移動を使用して圧力を回転します。 |
![]() |
圧力をX、Y、またはZ軸に揃えます。 |
![]() |
圧力をフェイスに対して直角に揃えます。 |
![]() |
x、y、zのベクトル成分を入力することで圧力の向きを変更します。(例えば、0を入力すると、x軸の正の方向になります。) |
圧力マッピング
圧力マッピングテーブルを使用して、圧力データの位置と値を入力します。このデータは.csv形式でインポートすることもできます。
マイクロダイアログのオプションを使用して、不均一な分散圧力を適用できます。

圧力-不均等オプションを選択すると、圧力マッピングテーブルが開き、ここで圧力データの位置と値を入力できます。このデータは.csv形式でインポートすることもできます。インポートされたデータは、最近接点法で補間されます。

テーブルの輪郭ボタンをクリックして輪郭を可視化します。

マウスコントロールとキーボードショートカット
Ctrl | 同じパートの複数のフィーチャーに圧力を適用します。 |
チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。 | ツールを終了します。 |