- Body: Flexible
モデル要素Body_Flexibleは、MotionSolve内の弾性体オブジェクトを定義します。
- Body: Rigid
モデル要素Body_Rigidは、MotionSolve内の剛体オブジェクトを定義します。このエンティティには、質量プロパティと慣性プロパティがあります。
- Constraint: Coupler
モデル要素COUPLERは、2つまたは3つのジョイントの自由度間の代数的な関係を定義します。
- Constraint: CVCV
モデル要素Constraint_CVCVは、高次対偶拘束を定義します。この拘束の内容は、一方のボディに固定された3D曲線が、もう一方のボディに固定された3D曲線上を転がってスライドするというものです。これらの曲線は、固有の接触ポイントと、その接触ポイントにおける共通接線を有している必要があります。
- Constraint: CVSF
モデル要素Constraint_CVSFは、高次対偶拘束を定義します。一方のボディ上の曲線が、もう一方のボディに固定されたサーフェス上をスライドします。この曲線は、このサーフェスからリフトオフすることはできません。
- Constraint: Gear
モデル要素Constraint_Gearは、2つのボディ間のギア拘束を定義します。
- Constraint: General
モデル要素Constraint_General要素を使用して、ユーザー定義の一般拘束を指定します。
- Constraint: Joint
モデル要素Constraint_Jointを使用して、2つのボディ間の理想化されたコネクターを指定します。
- Constraint: Mate
モデル要素Constraint_MATEを使用して、形状プリミティブ間の一般的な嵌合拘束を指定します。
- Constraint: Primitive
モデル要素Constraint_Jprimを使用して、相対的な並進運動または回転運動が可能となる条件を指定することで、2つのボディ間の自由度を除去します。
- Constraint: PTCV
モデル要素Constraint_PTCVは、高次ペア拘束を定義します。一方のボディ上の固定ポイントが、もう一方のボディに固定された曲線上をスライドします。このポイントは、この曲線からリフトオフすることはできません。
- Constraint: PTdCV
モデル要素Constraint_PTdCV要素では、ボディ上の固定ポイントが、指定された一連のマーカーの原点を通る曲線に沿ってスライドするように拘束されます。
- Constraint: PTdSF
モデル要素Constraint_PTdSF要素では、ボディ上の固定ポイントが、指定された一連のマーカーの原点を通るサーフェスに沿ってスライドするように拘束されます。
- Constraint: PTSF
モデル要素Constraint_PTSFは、高次対偶拘束を定義します。一方のボディ上の固定ポイントが、もう一方のボディに固定されたサーフェス上をスライドします。このポイントは、このサーフェスからリフトオフすることはできません。
- Constraint: SFSF
モデル要素Constraint_SFSFは、高次対偶拘束を定義します。この拘束の内容は、一方のボディ上のサーフェスが、もう一方のボディ上のサーフェス上をスライドするというものです。サーフェスは、一意の接触ポイントを有している必要があります。
- Constraint: User
モデル要素Constraint_UserConstr要素を使用して、ユーザー定義の拘束を指定します。拘束方程式には、システムのコンフィギュレーションと速度を含めることができます。
- Control: Differential Equation
モデル要素Control_Diffは、MotionSolveで単一のユーザー定義一次微分方程式を定義します。単一の動的状態が、この微分方程式に関連付けられます。この状態は、他のシステム状態と共に積分されます。
- Control: FMU
モデル要素FMU(Functional Mock-up Unit)は、MotionSolveで汎用モデリング要素を定義する抽象モデリングエンティティです。
- Control: Plant Input
モデル要素Control_PlantInput要素は、機構システムまたはプラントへの入力を定義します。
- Control: Plant Output
モデル要素Control_PlantOutput要素は、機構システムまたはプラントからの出力を定義します。
- Control: SISO
モデル要素Control_SISOは、ラプラス領域内で線形かつ時不変の動的システムを定義する抽象モデリング要素です。SISOは、Single Input Single Output(単入力単出力)を意味します。
- Control: State Equation
モデル要素Control_StateEqnは、一般的な動的システムを定義する抽象モデリング要素です。動的システムは、入力のベクトルu、動的状態のベクトルx、および出力のベクトルyによって表現されます。状態ベクトルxは、微分方程式のセットを通じて定義されます。
- Force: Beam
モデル要素Force_Beamは、2つの異なるボディに属している2つのReference_Marker(IとJ)の間で作用する一様な断面のまっすぐな質量のないビームを定義します。
- Force: Bushing
モデル要素Force_Bushingは、2つのReference_Marker、IとJの間で作用する線形の力とトルクを定義します。
- Force: Contact
モデル要素Force_Contactは、2つのボディ間の2Dまたは3D接触力を定義します。
- Force: Field
モデル要素Force_Fieldは、2つのReference_Marker、IとJの間で作用する力とトルクを定義します。
- Force: FlexModal
モデル要素Force_FlexModalは、弾性体上の分布力を定義します。
- Force: Gravity
モデル要素Force_Gravityは、全体座標系のX、Y、およびZ方向に沿った重力加速度を定義します。
- Force: Joint Friction
- Force: Multi-Point
モデル要素Force_MultiPointは、多くのReference_Marker間で作用する力およびトルクを定義します。
- Force: One Body Vector
モデル要素Force_Vector_OneBodyは、1つのReference_Markerで作用する一般的な力やトルクを定義します。
- Force: Penalty
モデル要素Force_Penaltyは、システム内での“ソフト”な拘束を維持することを目的とした、一般化力を定義します。
- Force: PTdSF
モデル要素Force_PTdSF要素は、変形可能サーフェスとポイントとの間の接触力を定義します。
- Force: Spring Damper
モデル要素Force_SpringDamperは、2つのReference_Marker間に作用するスプリングダンパ力を定義します。
- Force: State Equation
モデル要素Force_StateEqnは、Control_StateEqnとForce_Vector_TwoBodyのモデリング要素のモデリング機能を結合する抽象的モデリング要素です。
- Force: Two Body Scalar
モデル要素Force_Scalar_TwoBodyは、2つのReference_Marker間で作用する力またはトルクを定義します。
- Force: Two Body Vector
モデル要素Force_Vector_TwoBodyは、2つのReference_Marker間で作用する一般的な力やトルクを定義します。
- Joint Initial Velocity: Cylindrical
モデル要素JointInitialvel_Cyl要素は、円筒ジョイント要素の初速度を定義します。並進と回転の両方の自由度について、初速度を指定できます。
- Joint Initial Velocity: Revolute
モデル要素Jointlnitialvel_Rev要素は、回転ジョイント要素の角初速度を定義します。
- Joint Initial Velocity: Translational
モデル要素JointInitialvel_Trans要素は、並進ジョイント要素の初期並進速度を定義します。
- Messaging
モデル要素Messaging要素では、MotionSolveによるメッセージの生成方法を制御できます。
- Motion: Joint Based
モデル要素Motion_Jointは、ジョイント内の自由度におけるモーション入力を定義します。
- Motion: Marker Based
モデル要素Motion_Markerは、2つのReference_Marker間でのモーション入力を定義します。
- Parameters: Linear Solver
モデル要素Param_Linearは、線形解析の解析制御パラメータを定義します。これらのパラメータは、実行する線形解析のタイプと出力オプションを制御します。
- Parameters: Simulation
モデル要素Param_Simulationは、複数の解析方法に関連付けられているシミュレーションの解析制御パラメータを定義します。例外についても記載します。
- Parameters: Static Solver
モデル要素静解析および擬似静解析の解析制御パラメータを定義します。このような解析で、これらのパラメータは解析の精度および解析に使用される方法を制御します。
- Parameters: Transient Solver
モデル要素Param_Transientは、時間領域に基づいた非線形動解析のシミュレーション制御パラメータを定義します。
- Parameters: Units
モデル要素Param_Unitは、定義するモデルの単位を定義します。
- Point Mass
モデル要素Body_Pointは、MotionSolve内の質点エンティティを定義します。
- Post: Graphic
モデル要素Post_Graphicは、可視化と3Dボディ接触に使用できるグラフィック要素を定義します。
- Post: Output Request
モデル要素POST_REQUESTは、MotionSolveで出力要求エンティティを定義します。POST_REQUESTはMotionSolve出力ファイルに書き込まれ、HyperGraphおよびHyperGraph 3Dでのプロットや信号処理に使用できます。
- Post: User Output Request
モデル要素Post_UserAPI要素では、独自の結果ファイルを生成できます。IDのないPost_UserAPIは1つしか持てません。複数のPost_UserAPIを持つには、 Post_UserAPISを 使用してください。
- Post: User Outputs Request
モデル要素Post_UserAPIS要素では、独自の結果ファイルを生成できます。Post_UserAPISは、1つのIDで複数のPost_UserAPIをサポートしています。
- Reference: 2DCluster
モデル要素Reference_2DClusterは、特定のボディのセットを、3つの主平面XY、YZ、またはZXのいずれかの平面内を動くように拘束することを指定します。
- Reference: Array
モデル要素Reference_Arrayモデルステートメントは、変数(他のMotionSolveモデリング要素によって使用される)または定数のリストを指定します。
- Reference: Deformable Curve
モデル要素Reference_DeformCurveは、CUBICスプライン補間を使用して、指定したマーカーセットの原点を通過する変形可能曲線を指定します。これらのマーカーは別個のボディ上にある場合もあります。マーカーが空間内を動くと、CUBICスプライン補間を使用して曲線形状が再計算され、曲線を変形することができます。
- Reference: Deformable Surface
モデル要素Reference_DeformSurface要素は、CUBICスプライン補間を使用して、指定したマーカーセットの原点を通過する変形可能サーフェスを指定します。
- Reference: Flexible Body Data
モデル要素Reference_FlexDataには、弾性体の弾性についての圧縮表現が含まれています。弾性データは、有限要素ソルバーを使用して計算されます。ここでは完全な有限要素モデルが使用可能です。
- Reference: FrequencyInput
モデル要素 Reference_FrequencyInputは、周波数応答解析の入力を定義します。
- Reference: Marker
モデル要素Reference_Markerは、MotionSolve内の直交右手座標系と参照フレームを定義します。Reference_Markerはボディに属する必要があります。ボディは、任意のタイプ(剛体、弾性体、またはポイント)にできます。
- Reference: Matrix
モデル要素Reference_Matrixは、MotionSolveで使用される一般的な実数値のMxNマトリクスを定義します。
- Reference: Parametric Curve
モデル要素Reference_ParamCurveは、パラメトリック曲線要素を定義します。1つの自由パラメータuについて、1つのパラメトリック曲線が定義されます。下の図で、座標系OXYZを基準にして曲線Cが定義されているとします。
- Reference: Parametric Surface
モデル要素Reference_ParamSurfaceは、パラメトリックサーフェス要素を定義します。パラメトリックサーフェスは、uとvの2つの自由パラメータについて定義されます。下の図で、座標系OXYZを基準にしてサーフェスSが定義されているとします。
- Reference: PlantState
モデル要素Reference_PlantStateは、作用点の周りのモデルの線形表現の生成に使用されるユーザー定義の状態のリストを定義します。線形表現は、固有値解析と状態マトリクス生成の両方で使用されます。
- Reference: Solver Variable
モデル要素Reference_Variableは、MotionSolveで代数状態を定義します。
- Reference: Spline
Reference_Splineは、1つまたは2つの独立変数を使用してスプラインを定義します。
- Reference: String
モデル要素Reference_Stringは、MotionSolveでユーザー定義のテキスト文字列を定義します。文字列は任意の長さにすることができます。出力可能なASCII文字のみを含める必要があります。
- Sensor:Evaluate
モデル要素Sensor_Evaluate要素は、常に1つまたは複数のSensor_Eventモデリング要素に関連付けられます。Sensor_Eventが“active”の場合、Sensor_Evaluateをオプションで呼び出し、システム状態の現在の値に基づいてスカラー値を定義することができます。この値は、親Sensor_Eventのいずれかが再度アクティブになるまで再評価されません。
- Sensor:Event
モデル要素このモデリング要素は、モデル内のイベントセンサーを定義します。
- Sensor:Proximity
モデル要素Sensor_Proximity要素は、2つのボディのグラフィックス / メッシュ間の最短距離を測定するセンサーを定義します。このセンサーは、2つのグラフィックス / メッシュの干渉状態、それらの最短距離、および最も近いポイントのペアの座標を追跡します。これらの量は、式を定義したり、プロットしたりするためのPROXIMITY関数を使用してアクセスできます。
- Subsystem: Planar
モデル要素Subsystem_Planar要素は、Reference_2DCluster要素を集約します。