一方向型抜き
一方向型抜き方向は、設計領域の外側に配置されるモールド型を2つに分ける面を指定する際に使用する製造制約のタイプです。
鋳造や機械加工でパートを製造する場合、最適化形状は、パートが形成された後にモールド型を2つの半分に分離できるような形状になる必要があります。一方向型抜きは、設計領域の外側に配置されるモールド型を2つに分ける面を指定するのに使用します。モールド型の半分の一方を矢印の方向に設計領域から引き離します。これは、完成パートがどこにも引っかかることなく引き離すことのできるモールド型の半分を結果として出力します。マイナスの抜け勾配は回避されます。
一方向型抜き方向は最適化には有効ですが、解析には無効です。
一方向型抜きの適用
一方向型抜きツールを選択し、設計領域をクリックして、一方向型抜きを適用します。
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構造リボンで、形状コントロールアイコンの型抜き方向ツールを選択します。
ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。
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2次リボンの一方向型抜きツールを選択します。
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設計領域をクリックして一方向型抜き方向を適用します。
直行する3つの面のセットと共にマイクロダイアログが表示されます。アクティブな面は青色で表示されます。
- 型抜き方向を調整するための面を選択します。
- チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
ヒント:
- マイクロダイアログの アイコンをクリックして、最適化されたパートの内部空洞を取り除きます。
- マイクロダイアログの アイコンをクリックし、パートを障害物として指定します。