複数荷重ケースの力のインポート

荷重ケースを作成し、外部のカンマ区切り値(.csv)ファイルに記述された力を適用します。

指定した力の位置から、トレランスの範囲で最も近いパートのフェイスに力がマッピングされます。力と位置はグローバル座標系で指定します。各.csv ファイルで複数荷重ケースを指定できます。インポートのときに、これらの荷重ケースが自動的にすべて作成されます。

  1. プロジェクトツリーAnalysisワークベンチを開きます。
  2. ワークベンチツールバーで、 > Import Forcesを選択します。


    図 1.
  3. Imported forcesダイアログでImport from CSVをクリックします。
  4. ファイルエクスプローラで、目的の.csvファイルを選択し、Openをクリックします。
  5. オプション: .csvファイルに複数の荷重ケースが存在する場合は、位置を微調整するためまたは力の入力を変更するために座標系の編集対象とする荷重ケースをImported forcesダイアログで選択します。
    注: パートのフェイスに対するトレランスが大きすぎる場合に、この微調整が必要になることがあります。
  6. OKをクリックします。
    選択した荷重が適用され、プロジェクトツリーに表示されます。

インポートする荷重のCSVファイルフォーマット

インポートする力のCSVファイルフォーマット。

CSVファイルフォーマットのフィールド

CSVファイルは、1つのヘッダー行と1つ以上のデータ行で構成されています。データ値は次のとおりです。
  • X、Y、およびZ – 数値。リモート荷重の空間的位置。
  • Fx、Fy、およびFz - 数値。力のX、Y、Zの各方向成分の値。
  • Load case -(オプション)文字列値。複数の荷重ケースが存在する場合にのみ必要

CSVファイルの例

X,Y,Z,Fx,Fy,Fz,Load case
50,50,50,100,0,0,0,0,0,load_1
50,10,50,0,100,0,0,0,0,load_2