プロセスパラメータ
成形プロセスのための射出、保圧、冷却、および必要なマシンパラメータを定義します。デフォルトではMKS単位(m kg N s)で各値が表示されます。

ステージパラメータ
ステージタブを使用して、解析の射出、保圧、冷却の各フェーズのパラメータを定義します。
射出タブ
合計時間、流量、ラム位置、ショット量による流量、時間による流量から射出オプションを選択し、必要に応じて数値を入力します。
射出パラメータ | 説明 |
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射出温度 | プロセス開始時の材料の初期温度を設定します。 |
射出時間オプション | 射出プロセスに必要となる正確な時間を入力します。 |
流量オプション | 注入口での質量流量を入力します。流量は、1秒あたりの材料の体積です。 |
ラム位置 オプション | テーブルを使用して、射出バレル内の異なる位置における射出ラムスピードを定義します。 |
流量率 オプション | 射出プロセス用に必要な基準射出時間:を入力し、次にテーブルを使用して、ショット量が押し出される際の材料の流量を設定します。 |
体積流量 オプション | テーブルを使用して、異なる時間間隔での体積流量を定義します。 |
V/P切り替え位置 | 注入段階(速度)から保圧段階(圧力による制御)への変換ポイントを、以下の基準の1つ以上の選択に基づいて設定します:
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射出終了基準 | 保圧ステージへの移行ポイントを指定する以下のオプションのいずれか、または両方を選択します。
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保圧タブ
解析の保圧プロセスにおける時間と圧力のパラメータを定義します。
保圧パラメータ | 説明 |
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% V/Pオプション | テーブルを使用して、保圧工程における異なる間隔でのV/P圧力率を定義してください。 |
保圧オプション | テーブルを使用して、保圧工程におけるさまざまな間隔での絶対圧値を定義してください。 |
放出温度 | このオプションを選択すると、すべてのキャビティパートの温度が定義した温度以下になったときに冷却フェーズを停止します。温度入力するか、デフォルト値を使用します。 |
冷却時間 | このオプションを選択すると、指定した時間後に冷却フェーズを停止します。時間を入力するか、デフォルト値を使用します。 |
マシンパラメータ
マシンタブを使用して、成形機に必要なストロークボリューム、射出圧力、流量、クランプ力を定義します。
マシンパラメータ | 説明 |
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最大ストロークボリューム | スクリューが完全に引き込まれたときの押出機の最大容量を入力します。これにはバレルに取り付けられたノズルは含まれず、スクリューの移動範囲に相当する容量のみが含まれます。 |
最大射出圧力 | 現在のスクリューで、機械が生成できる最大材料圧力を入力します。この圧力は、例えば最大油圧にスクリューの増圧比を掛けたものから計算できます。例: (Hydraulic:
2,000psi) * (IR = 3:1) =
6,000psi. 注: 通常、射出圧力は往復スクリューの力に基づいています。
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最大射出流速 | (A·v)で使用する成形機固有の最大質量流量を入力します。 |
最大クランプ力 | 射出プロセス中に金型を閉じたままにするために必要な最大力(N)を入力します。マシンの最大クランプ力(ニュートン)。5,000,000Nは560トン(Imperial)に相当します。 注: 金型にかかる圧力によって、金型の半分の部分それぞれが外側に広がろうとします。型締力が不十分であると、バリ不良につながります。 |
バレル直径 | マシンの射出バレルの内径を入力します。 |
マシン設定を超えた場合解析を中止する | マシンパラメータが指定された最大値を超えた場合、シミュレーションを停止するには、このオプションを選択します。 |