ゲート
ゲートツールを使用し、材料がキャビティに流入する部分である、ランナーとパートの結合部を定義します。
場所:
クイックモードでは、ゲートの2次リボンにこのツールがあります。
アドバンストモードでは、ランナーシステムの2次リボンにこのツールがあります。


ゲートの追加/編集
モデル形状にゲートがない場合は、Inspire Moldで仮想ゲートを作成して編集できます。
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クイックリボンで、ゲートアイコンをクリックします。
または、アドバンストリボンで、ランナーシステムアイコンをクリックします。
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ゲートアイコンにあるゲートの追加をクリックします。
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仮想ゲートを作成するパートまたはランナー上のサーフェスをクリックします。
選択したゲートが濃い赤色で表示されます。
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マイクロダイアログオプションを使用して、ゲートの形状、寸法、および位置を定義します。
ゲートの指定
モデルの形状に設けるゲートを指定します。
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クイックリボンで、ゲートアイコンをクリックします。
または、アドバンストリボンで、ランナーシステムアイコンをクリックします。
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ゲートアイコンにあるゲートの指定をクリックします。
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事前に設計済みの任意のゲートを選択します。
選択したゲートが濃い赤色で表示されます。
- 2回右クリックして確認し、ゲートを指定します。
バルブゲート
モデルのバルブゲート指定します。
バルブゲートとして指定するゲートを指定します。
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バルブゲートの選択をクリックします。
- ゲートを選択します。マイクロダイアログでバルブゲートオプションを有効にします。
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ゲートの初期状態を、開いた状態または閉じた状態に設定し、必要に応じてゲートの状態を変更するコントローラーを追加します。
注:- このオプションには2つ以上のゲートが必要です。
- 少なくとも1つのゲートは開いた状態でスタートさせる必要があります。
- 各バルブゲートは個別に指定、設定する必要があります。
- 1つのゲートに複数のコントロールを追加することができます。
- ゲートの状態は、射出ボリューム、キャビティ内の選択したポイントでの圧力、フローフロント位置、または経過時間に基づいて変化するように設定できます。
- 状態変更を、変更要件が満たされた後から設定した時間まで遅らせることができます。
コントロールオプション 説明 メモ 射出ボリューム 材料の総量の割合で制御します。 パーセンテージを入力します。 圧力 モデル内の指定されたポイントにおける圧力によって制御します。 - 圧力を入力します。
- ポイントアイコン
をクリックし、ポイントをクリックします。このポイントにおける圧力が指定した値に達したとき、バルブゲートが制御されます。
フローフロント モデル内の指定されたポイントでの材料流れによって制御されます。 ポイントアイコン をクリックし、バルブゲートの制御に使用するフローフロント位置をモデル内のポイントをクリックして指定します。
時間 時間による制御を定義します。 時間を秒単位で入力します。 遅延 変更要件が満たされた後、一定時間後に状態変更を実行します。 時間を秒単位で入力します。