パートのギャップとオーバーラップ
剛体グループから弾性体を作成する前に、ギャップやオーバーラップしたパートがないことを確認し、拘束不足のパート、誤ったモデル周波数、または弾性体の作成の失敗を回避します。
パート間のギャップの解消
剛体グループ内のパートにギャップがあると、完全には拘束されていないかのように動作し、アニメーションの中で「バタバタ」しているように見えることがあります。
トレランス設定を調整することで、ギャップの結合を見つけやすくすることができますが、この場合、新しい構造接触の検出が行われ、剛体グループをモデルの残りぼ部分に接続しているジョイントはすべて削除され、再定義する必要があることに注意してください。
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構造タブで、接触ツールを選択します。
ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。 - OKをクリックして、互換性に関するメッセージを受け入れます。
- OKをクリックして、新しい接触検索を実行します。
- ガイドバーで、検索オプションを選択します。
- ギャップトレランスを大きくします。
- 検索をクリックし、接触がギャップで検出されていることを確認します。検出されていない場合は、ギャップトレランスを大きくし、ギャップが見つかるまで繰り返します。
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モーションタブから、ジョイントツールを選択します。
- フィルターをすべてのパートに設定し、検索をクリックします。
- 失われたジョイント、つまり以前は剛体グループとモデルの残りの部分を接続していたジョイントを再作成します。
パートオーバーラップの検索
剛体グループ内のパートにオーバーラップがある場合、弾性体の作成に失敗する可能性があります。
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次のいずれかの手順を実行できます。
オプションA オプションB -
確認するパートを選択します。
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ガイドバーで、初期交差の検索を選択します。
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モデリングウィンドウの上部に、交差の数を示すマイクロダイアログが表示されます。矢印をクリックすると、干渉している領域が視覚的にステップ再生されます。
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失敗した弾性体作成の実行の実行状況ウィンドウで、実行名をクリックし結果表示をクリックします。
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オーバーラップのあるパートを示すメッセージが表示されます。
- これで、オーバーラップを回避するようにパートを修正できます。