サポート

3Dプリントに必要なサポートの作成と領域分割を行います。

パートを3Dプリントする際に、45度未満の角度を持つパートの表面には、印刷プロセス時にサポート材料を追加する必要があります。これらの領域は、方向ツールまたはサポートツールを選択すると黄色でハイライト表示されます。

サポート ツールを使用して、以下を行います。

  • サポートの自動生成と編集を行う
  • 特定の領域でサポートを手動で作成する
  • サポートを移動および分割して3Dプリントに最適になるように配置する
注: 既存のパートをサポートとして指定するには、対象パートツールのサテライトアイコンを使用します。

サポートの自動生成

ポスト処理中に削除する材料を含むパートのサポートを自動作成します。

前提条件:3Dプリント用にパートの準備と向き合わせを行います。
  1. サポートアイコンのサポートの作成 ツールを選択します。 Inspire プリント前に編集して設定する必要があるサポートのプレビューが自動生成されます。
    ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。
  2. サポートのプレビューを選択して編集します。選択したサポートが赤色でハイライト表示されます。
  3. サポートタイプを選択し、必要なパラメータを設定してサポートを設定します。
    サポートのタイプ 設定のオプション
    ブロック パターン、先端、穴を設定します。

    ロッド パターンと先端を設定します。

    Hセル パターン、セル、先端を設定します。

    ツリー パターン、分岐、先端を設定します。

  4. 作成をクリックし、サポートを作成します。
  5. チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
ヒント:
  • サポートマイクロダイアログのパラメータにマウスカーソルを合わせると、パラメータの機能を説明するツールチップが表示されます。
  • プリファレンスの最小サポート面積オプションを使用してサポートを生成する対象の最小領域を定義します。これよりも小さい領域は、サイズが小さいために自立的なサポートであると見なされて、サポートのプレビューについては、アンダーカット角度のために一般に必要となる場合であっても表示されません。

サポートを手動で作成する

必要に応じて、パートの任意の領域で手動でサポートを作成します。

前提条件:3Dプリント用にパートの準備と向き合わせを行います。
  1. サポートアイコンの任意サポート設定 ツールを選択します。
    ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。
  2. ピンサポートのプレビューを作成するサーフェスを選択します。
  3. サポートを選択して編集します。
  4. マイクロダイアログのアイコンを使用してサポートの形状を設定します。オプションは、十字型断面、プラス型断面、四角形断面、円形断面です。

  5. 直径を入力します。
  6. 作成をクリックします。

サポートの領域分割

サポートを分割し、領域分割を移動してプリントベッドに接触させます。

自動生成されたサポートが、パート内の開いた穴、または実際には印刷できない他の位置に表示されることがあります。これらのサポートは、プリントベッドと接触するように分割して移動します。
  1. サポートアイコンのサポートの作成 ツールをクリックします。
    ヒント: ツールを検索して開くには、Ctrl+Fキーを押します。詳細については、ツールの検出と検索を参照してください。
  2. 領域分割するサポートを選択します。
  3. マイクロダイアログの領域分割 アイコンをクリックしてプリンターベッド上にサポートの投影を表示します。
  4. プリンターベッドを2回クリックしてサポートの投影されたシャドーを通る分割ラインを描きます。分割ラインは赤色の点線で表示されます。
  5. チェックマークを右クリックしてマウスで移動して、分割ラインの作成を終了します。サポートは終了時に自動的に分割されます。
  6. マイクロダイアログの移動 ツールを使用して、分割セクションをドラッグしてパートから離し、プリントベッドに接触させます。
  7. すべてのサポートが積層造形に適した位置に配置されるようにプロセスを繰り返します。