SLMの結果タイプ
SLMの3Dプリント解析では、変位、フォンミーゼス応力、干渉距離、層のずれ、不具合指標の結果が得られます。
変位
変位結果タイプには、3Dプリントプロセス中にモデルが変位または変形する状態が示されます。モデルの最も濃いオレンジ色の領域は、最も変異が大きくなります。
変位結果を確認する際は、変位の値の順序と変形の形状に問題がないことを確認します。解析エクスプローラのアニメーションツールを使用して、変形の形状を表示します。
フォンミーゼス応力
フォンミーゼス応力結果を使用して、パートのパフォーマンスと耐久性を予測できます。オレンジ色/赤色で示された領域は、ピーク応力を超えています。
干渉距離
この結果タイプは、プリンターのリコーターと印刷されたパートの最上位材料層との間の距離を示します。この距離が0より小さいと、印刷時にリコーターがパートと干渉します。
層のずれ
この結果タイプは、印刷した層が冷えるにつれて収縮し、次の層がファイルの寸法に従って印刷されるときに発生する表面粗さを示します。
注: この結果は、パートの設計に内在する層間差は考慮せず、熱収縮の影響のみを考慮したものです。
不具合指標
この結果タイプは、パートの破損や亀裂が発生する可能性のある領域を特定するのに役立ちます。赤色で表示される領域は不具合領域、オレンジ色は危険領域、グレーは安全領域を表します。