//SUBMODEL

Blockフォーマットキーワード サブモデルカードは、計算法、単位系、Radiossバージョンの個別の定義によってモデルのパートを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
//SUBMODEL/submodel_ID/unit_ID/Vers_number
submodel_title
off_def off_nod off_ele off_part off_mat off_type off_sub

定義

フィールド 内容 SI単位の例
submodel_ID サブモデル識別子

(整数、最大10桁)

unit_ID Unit Identifier4

(整数、最大10桁)

Vers_number (オプション)サブモデル内部の入力デックのバージョン 5

現バージョンの場合、Vers_number = V2025

デフォルト = メインの入力ファイルで使用されているバージョン

submodel_title サブモデルのタイトル

(文字、最大100文字)

off_def すべてのオプションのデフォルトオフセット値

デフォルト = 0(整数)

off_nod 節点のデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

off_ele 要素のデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

off_part パートのデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

off_mat すべての材料のデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

off_type すべてのプロパティのデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

off_sub すべてのサブモデルのデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

コメント

  1. 以下のオプションは//SUBMODELと適合していません:
    /ADMESH
    すべてのアダプティブメッシングカード
    /ALE
    すべてのALEカード
    /ARCH
    /CAA
    /EBCS/*.*
    /EBCS/MONVOL, /EBCS/INLET, /EBCS/FLUXOUT
    /BEM/DAA
    /INIMAP1D
    /INIMAP2D
    /FUNC_2D
    /GRTRIA
    /TRIA
    /EULER
    すべてのEULERカード
    /INIVOL
    /INTER
    TYPE1、TYPE3、TYPE9、TYPE12、TYPE16、TYPE17、TYPE18、TYPE22、TYPE23、/HERTZ/TYPE17/LAGDT/TYPE7
    /LAGMUL
    すべてのLagrange乗数法オプション
    /MADYMO
    /EXFEM/LINK
    /MAT
    LAW18, LAW29, LAW30, LAW31, LAW52, LAW74, LAW78, LAW80, LAW81, USERIJ 8
    /PROP
    TYPE15、TYPE46
    /RADIATION
    /RANDOM
    /REFSTA
    /REFSTAに代わって/XREFまたは/EREF
    /RWALL/THERM
    /UNWIND
    /SECT
    カット手法 - Isave > 0
  2. 以下のオプションは//SUBMODELで定義された際は無視されます:
    #RADIOSS STARTER
    #ENDDATA
    /DEF_SHELL
    /DEF_SOLID
    /DEFAULT/INTER
    TYPE2、TYPE7、TYPE11、TYPE19、TYPE25
    /ANALY
    /IOFLAG
    /END
    /ANIM/VERS
  3. サブモデルブロックの最後には、必ずキーワードの//ENDSUBを付加する必要があります。
  4. 単位とRadiossサブモデルのバージョンは、/BEGINカード(推奨)、または//SUBMODEL行の/Vers_numberおよびunit_IDのいずれかによって指定できます。両方の場所で定義されている場合、//SUBMODEL内の/BEGINカードで定義された単位とバージョンが、//SUBMODEL行内で定義されたVers_numberunit_IDに代わって使用されます。
  5. Vers_numberの値がある場合:
    Invers
    Radioss フォーマット / バージョン
    V90
    9.0から使用可能
    V100
    10.0から使用可能
    V110
    11.0から使用可能
    V120
    12.0から使用可能
    V130
    13.0から使用可能
    V140
    14.0から使用可能
    V2017
    2017から使用可能
    V2018
    2018から使用可能
    V2019
    2019から使用可能
    V2020
    2020から使用可能
    V2021
    2021から使用可能
    V2022
    2022から使用可能
    V2023
    2023から使用可能
    V2024
    2024から使用可能
    V2025
    2025から使用可能(現在のフォーマット))
  6. サブモデル内で2つ以上の/BEGINカードが指定されている場合、Radioss Starterは複数のエラーを出力します。
  7. サブモデル内の入力デックのバージョンが定義されていない場合、フォーマットは、メインモデル内のカード/BEGINで定義されたものと同じであるとみなされます。
  8. 材料則LAW29、LAW30、LAW31およびUSERIJは、//SUBMODELの単位系がメインファイルと同じである場合に//SUBMODEL内で使用され得ます。
  9. //SUBMODELは階層をサポートします。したがって、//SUBMODELは別の//SUBMODEL内で定義が可能です。ただし、unit_IDVers_numberは、//SUBMODELが別の//SUBMODEL内で定義されている際は使用できません。
  10. //SUBMODELの階層を使用する際、//SUBMODELRadiossの現バージョンでなければなりません。
  11. Engineファイル内で節点IDやパートIDといったエンティティIDを参照する場合、エンティティIDは//SUBMODEL IDのオフセットを含んでいる必要があります。