ソリッド-シェル要素(/PROP/TSHELL)
要素HA8、HEPH、およびBRICK20は板厚方向の一定応力を設定することによりソリッド-シェル要素に変換することができます。
この仮定で、板厚方向に1要素だけが用いられる厚肉シェルのモデル化に適したソリッド要素を得ることができます。加えて、これらの要素に対して、SHELL16とPA6が別のソリッド-シェル要素として利用可能です。図 1. ソリッド対ソリッド-シェル


メッシュ | 要素名 | 積分点の数 | アワグラス定式化 |
---|---|---|---|
![]() |
HSEPH | 面内:1 厚さ方向: 9まで |
物理的な安定化 |
HA8 | 2x2x2から9x9x9まで | --- | |
![]() |
PA6 | 面内:1 厚さ方向: 9まで |
--- |
![]() |
SHELL16 | 面内:3x3 または 2x2 厚さ方向: 9まで |
--- |
ソリッド-シェル要素、特に、SHELL16は大きな結合部分のある厚肉シェル構造をモデル化するのに有用です(図 2)。板厚と材料特性に関しては、2節点間の最短距離に比例して時間ステップは小さくなり得ます。図 2. ソリッド-シェル要素の適用

