結果
結果で、以下をチェックします。
- 最新の設計で最良の結果が得られます。結果が適切かどうかを確認します。*.outファイル(Neon-b_pillar.out)では、次のデータが各反復の最後に出力されます。
FEASIBLE DESIGN (ALL CONSTRAINTS SATISFIED) - 設計が良好であることを示します。
INFEASIBLE DESIGN (AT LEAST ONE CONSTRAINT VIOLATED)- 設計変数定義をチェック/改善する必要があることを示します。
この情報は、出力ファイル hwsolver.mesgでも確認できます。
- *.outファイル(Neon-b_pillar.out)で、最適化定義をチェック/確認します。Objective Function: Minimize Combined Mass、Run Type: Sizing Optimizationなど。
- Radiossで最適化を実行すると、同等のOptiStructモデルも自動的に作成され、*.fem(Neon-b_pillar.fem)という名前が付けられます。
*.eslout(Neon-b_pillar.eslout)ファイル、*h3dファイル、または各ANIM、T01ファイルで結果をチェックします。*.esloutファイルには、各反復内の最適化された目的の値が保存されています。図 1. *esloutファイル内の各反復での最適化結果


オリジナルのモデルでは2つのパートの質量は3.0011e-3[Ton]で、この2つのパートの最適化された質量は2.4158e-3[Ton]です。質量は約19.5%減少しています。
パート#2000327の厚みは1.328mmで、最適化された厚みは0.5539mmです。厚みも減少しています。
パート#2000329の厚みは0.7060mmで、最適化された厚みは0.8933mmです。このモデルの厚みは、この2つのパートのパフォーマンスを向上させるために増加しています(応答1で、ATTB =1(COMB用)が定義されます)。図 2. 2つの補強パートのシェルの板厚の最適化結果

図 3. 2つの補強パートの合計質量の最適化結果



最後の反復で、質量が2.4158e-3[Ton]に減少しています。この新しい設計は、/DCONSTRで定義されている制約(<19.7[mm])も満たしています。
節点2021524では、最大Y変位が
19.57[mm](最後の反復) < 19.7 [mm](制約内)です。制約を満たしています。図 4. オリジナルのモデルと最適化されたモデル内の節点2021524上のY変位

