RD-E:5101 Bピラーの寸法最適化
この例題では、Bピラー上の衝突試験を定義します。最適化の目的は、シェルの板厚を変更することによって、Bピラーの質量を最小化することです。最適化制約で定義される貫入は、乗る人の安全を確保するため、オリジナルのモデルより大きくならないようにする必要があります。
Radiossの最適化機能は、Radiossブロックフォーマットの最適化問題のセットアップを容易にします。この例題の目的は、衝突試験(Radiossブロックモデル)に基づく最適化のセットアップ方法を示すことです。図 1.


Radiossの最適化をセットアップするには、通常のStarterとEngine入力ファイルのほかに追加の入力ファイルが必要です。必要なファイルは<name>.radoptという名前の最適化入力ファイルです(StarterとEngineファイルの名前は、それぞれ、<name>_0000.rad と<name>_0001.radになります)。<name>.radoptファイルは、最適化目的、最適化制約、設計変数、最適化応答などの最適化エンティティを定義します。
使用されるオプションとキーワード
- 最適化目的(/DESOBJ(廃止))
- 最適化設計変数(/DESVAR(廃止))
- モデルのプロパティを解析するための設計変数の関連付け(/DVPREL1 (廃止))
- 最適化設計応答(/DRESP1 (廃止))
- 最適化設計制約(/DCONSTR(廃止))
- 材料則(/MAT/LAW36 (PLAS_TAB))
- シェルプロパティ(/PROP/TYPE1(SHELL))
- 初速(/INIVEL)
- インターフェース(/INTER/TYPE7)
- 剛体(/RBODY)
入力ファイル
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