バルクデータエントリ 空力弾性トリム変数の拘束条件を指定します。
フォーマット
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
TRIM |
SID |
MACH |
Q |
LABEL1 |
UX1 |
LABEL2 |
UX2 |
AEQR |
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|
LABEL3 |
UX3 |
etc. |
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例
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
TRIM |
23 |
0.8 |
110.0 |
URDD3 |
1.0 |
ANGLEA |
6.0 |
0.0 |
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URDD5 |
0.3 |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
SID |
トリムセットの識別番号。 1 2 (整数 > 0) |
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MACH |
マッハ数。 (0.0 ≤ 実数 < 1.0) |
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Q |
動圧。 (実数 > 0.0) |
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LABELi |
AESTATまたはAESURFエントリで定義された空力トリム変数を識別するラベル。 (文字) |
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UXi |
空力追加ポイントの自由度の大きさ。 (実数) |
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AEQR |
剛性トリム解析を要求するためのフラグ。
- 0.0
- 剛性トリム解析を提供します(構造変形が荷重に与える影響を無視します)。
- 1.0(デフォルト)
- 標準の空力弾性トリム解析を提供します。
- 中間値は許容されますが、物理的な解釈は伴いません(モデルのチェックアウトに役立つ可能性があります)。
(0.0 ≤ 実数 ≤ 1.0) |
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コメント
- TRIMエントリは、TRIMケースコントロールコマンドを使用して選択する必要があります。
- SIDは、すべてのTRIMエントリの中で固有である必要があります。
- 選択したTRIMエントリによって、特定の荷重状況に対してリストされている追加ポイント自由度(“トリム変数”)の拘束値が指定されます。これらの変数は、AESTATまたはAESURF、あるいはその両方のエントリで指定されます。
- アタック角(ANGLEA)と横滑り角(SIDES)の単位はラジアンです。