OS-E:0155 スナップフィット解析(CONSLI vs FINITE)
スナップフィットは2つのコンポーネント、すなわち嵌め合わせパートとベースパートの組み合わせで、ロケーター、ロックおよびエンハンスメントによってそれらの間の機械的な連結を形成します。この例題を解くには、非線形解析(大変位)が使用されます。
このモデルは有限すべりで実行し、続いて連続すべりと比較されます。図 1. FE Model


Model Files
開始前に、この例で使用するファイルを作業ディレクトリにコピーしてください。
モデル概要
全ての自由度が拘束され、嵌め合わせパートが与えられています。アセンブリの方向に沿った強制変位と接触が、嵌め合わせパートとベースパートの間で定義されています。また、強制変位について適用荷重を計算するために、SPCF荷重が要求されます。
- FE Model
- 要素タイプ
- CTETRA
線形材料プロパティは:
- MAT1およびMATS1
- ヤング率
- 2700 MPa
- ポアソン比
- 0.35
- 初期密度
- 1.04E-9 Mg/mm3
応力vsひずみ曲線は、MATS1で定義されます。
結果

高い応力が集中する領域(図 2)は、ブロックのランプ角、フラップの厚さおよび鋭角コーナーの影響を受けると推定されます。そのような問題領域はノッチ、嵌め合わせパートとベースパートそれぞれの適切な角度によって改善できます。
連続すべりは、有限すべりと比べ、よりスムーズです(図 3)。図 3. 有限すべりvs連続すべり

