.#.slkファイル

.slkファイルは、Microsoft Excel SYLKフォーマットの結果ファイルです。

ファイル生成

このファイルは、寸法最適化または形状最適化が実行された場合にのみ作成されます。このファイルの出力は、SENSITIVITYSENSOUT入出力オプションによって制御されます。

ファイル内容

このファイルには、寸法設計変数および形状設計変数に関する感度情報が含まれます。

ファイルフォーマット

このファイルで変更可能な値は、“New”列にリストされています。他の値はすべて固定値か、計算が固定されています。.slkファイルが生成された時、“New”列の値は“Reference”列の値と一致します。これらの値は調整可能ですが、常に設計変数の境界内に収まっている必要があります。

モデル内のそれぞれの寸法設計変数および形状設計変数は、感度表の左側の列にリストされます。特定の設計変数に関する情報は、ラベルが記載されている行に表示されます。設計変数の現在値、上限値、および下限値は、“Reference”、“Upper”、および“Lower”の列にそれぞれ表示されます。

モデル内の参照されている応答ごとに列が割り当てられます。これらの応答列は、感度表の右側にあります。現在の反復計算における設計変数の変更に対して応答の感度が計算され、これが設計変数に対応する行の、応答に対応する列に表示されます。

左側の列にある設計変数のリストの下に、“Response lower bound”、“Response reference”、および“Response upper bound”のヘディングがあります。応答が制約されている場合、制約条件の値は、その応答に対応する列の“Response lower bound”行または“Response upper bound”行に表示されます。“Response reference”行に表示される値は、設計変数参照値を使用して計算された応答値です。

左側の列の一番下には、“Response linear”、“Response reciprocal”、および“Response conservative”のヘディングがあります。これらの行の応答値は、3つの異なる近似に対する応答の予測値です。初期状態において、これらの値と各応答の“Response reference”値はすべて同じです。これは、これらの値が特定の変数設定(初期状態では、“Response reference”値の計算に使用する設定と同じ)における応答の予測値であるためです。“New”列内の設計変数値が変更されると、これらの値も変化します。

“Response linear”行では、線形近似を使用して応答値が予測されます。これは、次のように計算されます:

R 1 = R 0 + d R d v 1 ( v 1 v 1 0 ) + d R d v 2 ( v 2 v 2 0 ) + + d R d v n ( v n v n 0 )

ここで、
R1
予測された応答値。
R0
応答の参照値。
v1、v2、...、vn
設計変数の新しい値。
v10、v20、...、vn0
設計変数の参照値。
d R d v 1 , d R d v 2 , d R d v n
設計変数に対する応答の感度。

"Response reciprocal"行では、逆数近似を使用して応答値が予測されます。これは、次のように計算されます:

R 1 = R 0 d R d v 1 v 1 0 2 ( 1 v 1 1 v 1 0 ) d R d v 2 v 2 0 2 ( 1 v 2 1 v 2 0 ) d R d v n v n 0 2 ( 1 v n 1 v n 0 )

ここで、
R1
予測された応答値。
R0
応答の参照値。
v1、v2、...、vn
設計変数の新しい値。
v10、v20、...、vn0
設計変数の参照値。
d R d v 1 , d R d v 2 , d R d v n
設計変数に対する応答の感度。

“Response conservative”行では、感度が正の場合は線形近似が使用され、感度が負の場合は逆数近似が使用される、上記の近似の組み合わせを使用して応答値が予測されます。したがって、すべての感度が正の場合、保守的な予測は線形予測と一致します。すべての感度が負の場合、保守的な予測は逆数予測と一致しますが、特定の応答に関して正と負の感度が混在している場合、保守的な予測は線形予測および逆数予測のいずれとも一致しません。

正規化された値は、予測された応答を応答参照値の割合として表しているに過ぎません。

コメント

  1. ファイル名に含まれる#は反復計算番号です。