シェル / ソリッド間の結合
- RSSCON1 (サーフェスベースの結合)
RSSCON1バルクデータエントリは、シェルとソリッド間のほとんどの結合要件で使用でき、推奨されます。これは、シェルのエッジがソリッドのフェイスに結合されるシェルとソリッドの結合に使用できます。
シェルフェイスがソリッドフェイスに結合される場合は、TIE接触を使用して結合できます。
RSSCON1結合はRBE3要素を介して内部的に実装され、RBE3バルクデータをサポートするすべての解析でサポートされます。
シェルの板厚が大きく、ソリッド側の複数層に対して運動学的拘束条件を作成する必要がある、シェルエッジとソリッドの結合では、RSSCON1のみが適用可能です。
RSSCON1エントリは旧バージョンのRSSCONエントリ(MPCベース)よりお勧めです。RSSCON1はRSSCONが処理できるすべての状況を処理できる上、設定が大幅に簡素化されるなど追加のメリットもあります。
図 1. - TIE 接触 TIE接触は、シェルとソリッドの結合に使用できます。RSSCON1は一般的にシェルエッジとソリッドのすべての結合に推奨されますが、TIE接触も使用できます。RSSCON1とRSSCONはどちらも、シェルは一般的にターゲットのソリッドサーフェスに垂直であると想定しています。その他の場合(シェルフェイスがソリッドフェイスに結合されているなど)、RSSCON1/RSSCONは使用できませんが、TIE接触は使用可能です。
図 2. - RSSCON (MPCベースの結合)RSSCONは、シェル要素とソリッド要素間の固定結合をモデル化する多点拘束(MPC)を生成します。RSSCON1は、現在、一般的にRSSCONよりお勧めです。
表 1. シェルとソリッド間の結合方法の概要 結合タイプ RSSCON1 TIE接触 RSSCON シェルエッジとソリッドフェイス Yes(推奨) Yes(RSSCON1を推奨します) Yes(RSSCON1を推奨します) シェルエッジとソリッドフェイス(シェルの板厚が大きく、複数のソリッド層では運動学的拘束条件が必要な場合) Yes No No シェルフェイスとソリッドフェイス No Yes No