OS-E:8010 ゴムリングの衝突

この例は、OptiStructを使用した、超弾性材料と接触が関与するゴムリングの衝突のシミュレーションです。

1. ゴムリングモデル


モデルファイル

開始前に、この例で使用するファイルを作業ディレクトリにコピーしてください。

モデル概要

変形したゴムリングが配置される平坦な剛体サーフェスがあります。リングの上には、別の円形の剛体ローラーがわずかにリングに接触して配置されています。モデルには3つの接触インターフェースがあり、そのすべてが自動接触で、接触の定義が容易になります。強制変位が剛体ローラーのRBE2の中心に適用されます。リングの内面の接触が生じるように、ローラーがゴムリングを押します。この解析は、ANALYSIS = NLEXPLにより、OptiStructの陽解法を使用して実行されます。

ローラーおよび平坦なフロアに使用されている材料(MAT1)の詳細:
ヤング率
600 GPa
ポアソン比
0.3
密度
0.0001 kg/mm3
ゴムリングに使用されている材料(MATHE)の詳細:
ポアソン比
0.495
材料モデル
0.0001 kg/mm3

超弾性材料定数は、OptiStructの実行中に、MATHEエントリのゴム材料のTAB1(単純引張 / 圧縮)、TAB2(二軸引張)、TAB4(せん断)の各定義済みデータのカーブフィッティングを行うことで得られます。

結果

変位の結果は以下のとおりです:
2. 変位のコンター