RESULTANT

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 断面の合力と合成モーメントの結果の出力を有効にします。

フォーマット

RESULTANT (format_list, type) = option

定義

引数 オプション 内容
format <OPTIH3D、空白>
OPTI(デフォルト)、空白
結果をOPTIフォーマットで(.secresファイルに)出力します。
H3D
結果をH3Dフォーマットで(.h3dファイルに)出力します。
type NOBOLT

デフォルト値はありません。

ユーザー定義の断面の合力および合成モーメントの出力を有効にしますが、プリテンションボルトに関連する断面での出力は無効にします。
option <YESNONONE、空白>
YES(デフォルト)、空白
合力および合成モーメントの結果を出力します。
NONONE
合力および合成モーメントの結果を出力しません。

コメント

  1. RESULTANTエントリは、SECTIONエントリと組み合わせて、さまざまなタイプの出力に適用できます。
    • 断面の力とモーメント(SECTIONエントリのSTYPE=RESULT)。現在、これらはOPTIフォーマットでのみ出力されます。
    • 断面間の熱の流れ(SECTIONエントリのSTYPE=HEAT)。これらはH3DとOPTIの両方のフォーマットでサポートされています。
    • 断面間の電流(SECTIONエントリのSTYPE=ELEC)。これらはH3DとOPTIの両方のフォーマットでサポートされています。
  2. 断面の力とモーメントを計算できるコンテキストは2つあります:
    • ユーザー定義の断面(SECTIONバルクデータエントリによる)
    • 内部生成された断面(プリテンションボルト)
  3. 断面の力とモーメントでは、過渡解析の場合、OUTPUT, HGTRANSRESULTANTと共に指定することで、HyperGraphで時刻歴をプロットするために使用できるセッションファイル(_tran.mvwファイル)が得られます。
  4. 非線形静的サブケースによって初期荷重が設定された過渡サブケースでは、断面の合力および合成モーメントの計算を実行することはできません。実行すると、ERROR # 5837が発生する可能性があります。このような場合、RESULTANT (OPTI) = NOを使用して、それらの計算と出力を無効にする必要があります。
  5. 断面力と断面の合力および合成モーメントのRESULTANTのサポート情報は以下のとおりです:
    解析タイプ
    詳細
    線形静解析
    断面が作成されると、断面の力とモーメントが自動的に使用できるようになります。
    過渡解析(直接法とモーダル法)と周波数応答解析(直接法とモーダル法)
    断面の力とモーメントは、断面が作成され、RESULTANT入出力エントリが使用されている場合にのみ使用できます。
  6. 断面間の熱の流れのRESULTANTのサポート情報は以下のとおりです:
    解析タイプ
    詳細
    線形および非線形の定常熱伝導解析
    熱の流れの出力は、SECTIONSTYPE=HEAT)が定義されている場合、自動的に使用できるようになります(RESULTANTはデフォルト)。
    線形および非線形の過渡熱伝導解析
    熱の流れの出力は、SECTIONSTYPE=HEAT)およびRESULTANTの両方のエントリが定義されている場合に使用できるようになります。
  7. 断面間の電流のRESULTANTのサポート情報は以下のとおりです:
    解析タイプ
    詳細
    定常電気伝導解析
    電流の出力は、SECTIONSTYPE=HEAT)が定義されている場合、自動的に使用できるようになります(RESULTANTはデフォルト)。
    多重定常電気伝導解析
    電流の出力は、SECTIONSTYPE=ELEC)およびRESULTANTの両方のエントリが定義されている場合に使用できるようになります。